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「新吾捕物帳」三番勝負番外編

森田新吾(もりた・しんご)。1969年1月生まれ。大阪市内の某普通郵便局で郵政3事業の外務をすべて経験。当時から髪の色は金、茶かオレンジ。酔うと郵便局の悪いところを語り出すのが短所と言われている。97年に退職。某競輪専門紙、某スポーツ紙(ボート、競輪担当)を経て、2002年にデイリースポーツへ。当初は競輪担当だったが、03年4月から10年2月まで児島ボートを担当。10年3月から競輪、ボートの取材で各地を回っている。趣味は演芸鑑賞。漫才師の故・若井たまるさんが経営していた立ち呑み「たまやん」で生ビールを呑むのが好き(現在は別人が経営)。ツイッター(@shingo_1969)でこのブログの更新情報が確認できます。

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佐世保競輪「G3・開設75周年記念・九十九島賞争奪戦」はきょう(7日)、12Rで決勝戦が行われ、(9)松浦悠士(35)=広島・98期・SS=が1着。打鐘先行の(2)犬伏湧也(徳島)後位から抜け出して、昨年12月の広島記念(玉野開催)以来、通算23回目のG3優勝を飾った。2、3着は(3)佐々木龍(神奈川)、(6)角令央奈(福岡)の順で入り、3連単は21万6470円の高配当だった(本紙HPに記事あり)。
20251207-14
改築中のメインスタンドの前を誰よりも先に駆け抜けたのは松浦だった。前を任せた犬伏が九州4車結束を封じて打鐘から先行。絶好の展開となった松浦は、反撃してきた(4)坂井洋(栃木)に合わせて最終3角から踏み込んで抜け出した。「今節はラインのおかげ」と仲間に感謝した。

5月の宇都宮記念、7月のG2・サマーナイトフェスティバル(玉野)、10月のG1・寬仁親王牌(前橋)と度重なる落車。まだ完全復活といかないが、そんな状態でも1年ぶりの記念優勝を決めた。今後は伊東記念を挟んで、地元の広島記念に挑む。「自分で戦う脚力はまだまだだが、開催中にある程度のところまで持って行けたのは良かった」とセッティング面で手応えを得た。着実に調子を取り戻している松浦が、新装したばかりの地元バンクでも快走する。

佐世保記念が終了。次のG3は伊東記念(11〜14日)。
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