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「新吾捕物帳」三番勝負番外編

森田新吾(もりた・しんご)。1969年1月生まれ。大阪市内の某普通郵便局で郵政3事業の外務をすべて経験。当時から髪の色は金、茶かオレンジ。酔うと郵便局の悪いところを語り出すのが短所と言われている。97年に退職。某競輪専門紙、某スポーツ紙(ボート、競輪担当)を経て、2002年にデイリースポーツへ。当初は競輪担当だったが、03年4月から10年2月まで児島ボートを担当。10年3月から競輪、ボートの取材で各地を回っている。趣味は演芸鑑賞。漫才師の故・若井たまるさんが経営していた立ち呑み「たまやん」で生ビールを呑むのが好き(現在は別人が経営)。ツイッター(@shingo_1969)でこのブログの更新情報が確認できます。

2022年12月

デイリースポーツ(https://www.daily.co.jp/horse/)公認ブログ。
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30、31日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されたコミックマーケット101に、ボートレース多摩川だけでなく、ボートレース平和島もブースを出展。こちらは職員が制作した「モータークイーン」が大好評で、グッズが飛ぶように売れていた(本紙HPに記事あり)。
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モータークイーンVCメンバー(左から)えりか、根本羽衣、伊藤えみ、山本真綺、竹内ゆうか。

記者が訪れたときもファンが絶えることなくブースを訪問。モータークイーングッズを手にして、マスク越しでも分かる笑顔だった。
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モータークイーンは府中市事業部庶務課企画係職員の三澤亮さんが発案。シナリオライターとして全編を書き上げている。「コロナの影響もあって、今回がコミケ初出展です。モータークイーンは声優さんを起用して、かなりの人気を博しています」と明かす。ちょうど真裏に多摩川ブースがあり、ライバル関係かと思いきや「コラボキャンペーンもやったりしていますよ」と三澤さん。ボートレース場同士、仲良く業界全体を盛り上げているようだ。
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2023年1月8日にはモータークイーンVCメンバー(山本真綺、伊藤えみ、ありさ、根本羽衣、竹内ゆうか、えりか)が来場し、トークショー&予想会を実施する。「みなさん来てくださいね」とブースにいたモータークイーンVCメンバーはボートレース平和島来場を呼びかけていた。
30、31日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されたコミックマーケット101に、ボートレース多摩川がブースを出展。競走用ボートに乗艇してVR体験ができるとあって、かなりのマニアが集結していた(本紙HPに記事あり)。
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ボートレース多摩川ブースのコンパニオン(左から)山本美夢、北郷ゆい、深月りん。

30日はえなこ、31日はゲーマーのyunocyがブースを訪れ、イメージキャラクターの静波まつりにふんしていた。これまた好評で、かなりのファンが詰めかけた。
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そして、3人のコンパニオン(山本美夢、北郷ゆい、深月りん)が来場者へ配布物を手渡したり、写真撮影に応じていた。関係者は「VRはかなり人気ですね。多くの方に体験していただけました」とブースはかなり盛り上がりを見せていたようだ。
川口オート「SG・第36回スーパースター王座決定戦」はきょう(31日)、12Rで優勝戦が行われ、3枠の鈴木圭一郎(28)=浜松・32期=がコンマ02のトップスタートから逃げ切り、6年ぶり2回目のSS王座制覇。賞金3100万円を獲得した。SG優勝は12回目。2022年の優勝は9回。通算63回目。4年ぶり4回目の賞金王に輝いた。4連覇を目指した青山周平(伊勢崎)は出遅れて4着に敗れ、2着に有吉辰也(飯塚)、3着に松尾啓史(山陽)が入った。また、11Rで争われた「スーパースターシリーズ優勝戦」は黒川京介(24)=川口・44期=がSSシリーズ初優勝。佐藤摩弥(川口)は2着に敗れた(本紙HPに記事あり)。
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自分のレースに納得がいかず、10月に頭を丸刈りにした鈴木圭。S1に返り咲いた10月から7節連続で優勝なし。8節目の伊勢崎で3カ月ぶりに優勝したが、今節も1番人気で2度敗れ、反省の日々が続いていた。しかし、最後の最後にスカッと決めた。
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プロ野球日本ハムの松本剛(右)に祝福される鈴木圭一郎(左)。

レースは1枠の青山がSで置かれ、鈴木が好ダッシュで1周1角を先取り。2番手に有吉、3番手に早川清太郎(伊勢崎)が付けて、8周までそのままの順位。9周目で松尾が早川をかわして3番手に浮上。鈴木は後続を引き離す一方で、ゴールでは2着の有吉に22メートルの差をつけた。「今までで一番いいSが切れました。思っていた展開と違ったので、あれ?10周は長いなあと思った。夢で2、3着に負けて目が覚めたので、20周した感じです。下周りをやって、エンジンは良くなっていました。今後も一つ一つ全力でやるだけです」と笑う。

この勝利で宿敵の青山とSG優勝戦の対戦成績が11勝10敗となり一歩リード。SG優勝回数も青山の12回に並んだ。両雄の覇権争いは当分の間、続きそうだ。
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新年の『走り初め』はニューイヤーカップ(1月2〜4日・川口)。1日も休まず、元日午後6時には川口のロッカーに入る。2023年、また新たな戦いの日々がスタートする。
住之江ボート「プレミアムG1・第11回クイーンズクライマックス(QC)」はきょう(31日)、11Rでシリーズ、12RでQC優勝戦が行われた。

まず、11Rのシリーズ優勝戦は...。
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5号艇の宇野弥生(36)=愛知・90期・A2=が5コース差しで1着。4号艇で5コースの清埜翔子(埼玉)が2着、1号艇でインの渡辺優美(福岡)が3着。3連単は5万円超の配当で決着した。

ラストの12R、QC優勝戦は...。
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2号艇の田口節子(41)=岡山・85期・A1=が2コースから差して1着。昨年の福岡に続く優勝でこのシリーズで初めての連覇を決め、通算4回目のG1Vを達成した。1号艇で人気を集めた平高奈菜(香川)は2着、長嶋万記(静岡)3着に入った(本紙HPに記事あり)。

再び頭上にティアラを輝かせた。田口が2コースから差してV。2コースまくりで制した昨年の福岡に続き、史上初となる連覇を達成した。歓喜のVゴールを駆け抜けてピットに引き揚げると、こみ上げるいろいろな思いを抑え切れず「自分でもなんでこんなに感情が出るのか分からなかった」と、涙でVを喜んだ。
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レースは1Mで差して先頭に出たが「今節は初めて試運転で転覆。怖くていつこけるかと思って3周長かった」と振り返った。それでも「緊張もしなかったし、2号艇だったので、楽しもうと思って一日普段通り過ごせた」と平常心でVをつかんだ。

誰も成し遂げていなかった連覇を達成し、若手の台頭も著しい女子レース界においてまだまだ存在感を示す形となったが「操縦性とか若い子にはかなわないと痛感している。今回に限ってはやるべきことをやって走ろうと思っていた」とおごることはなく、殊勝な姿勢は変わらない。連覇を「ご褒美みたいな感じ」と振り返ったヒロイン。2023年も自身のできることをこなしながら3連覇を目指して女子ボート界を盛り上げていく。
平塚競輪「GP・KEIRINグランプリ2022」はきょう(30日)、「KEIRINグランプリシリーズ」最終日11Rで行われた。
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1着は(9)脇本雄太(33)=福井・94期・SS。打鐘3角からまくってVゴールを駆け抜けた。
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4回目の出場で初優勝を飾り、賞金1億2380万円(副賞含む)を獲得した。脇本マークの(1)古性優作(大阪)が2着、切り替えて脇本-古性を追った(2)郡司浩平(神奈川)が3着に入った。なお、3連単4760円は導入された2001年以降で最低配当だった(本紙HPに記事あり)。

本紙予想を担当した記者は...。
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(4)守沢太志(秋田)を本命に指名。
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もちろん本紙予想通りに8点で勝負したものの、あっさりとハズれた。当然のようにトボトボと歩いて平塚競輪を後にした。

記者は2015年からKEIRINグランプリの本紙予想を担当。浅井康太(三重)、村上義弘(京都=引退)、浅井、三谷竜生(奈良)と18年まで本命が優勝したが、19年から4年連続で本命が優勝していない。来年こそは年頭から綿密に取材し、その成果をグランプリで爆発させたい。
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