[フレーム]

「新吾捕物帳」三番勝負番外編

森田新吾(もりた・しんご)。1969年1月生まれ。大阪市内の某普通郵便局で郵政3事業の外務をすべて経験。当時から髪の色は金、茶かオレンジ。酔うと郵便局の悪いところを語り出すのが短所と言われている。97年に退職。某競輪専門紙、某スポーツ紙(ボート、競輪担当)を経て、2002年にデイリースポーツへ。当初は競輪担当だったが、03年4月から10年2月まで児島ボートを担当。10年3月から競輪、ボートの取材で各地を回っている。趣味は演芸鑑賞。漫才師の故・若井たまるさんが経営していた立ち呑み「たまやん」で生ビールを呑むのが好き(現在は別人が経営)。ツイッター(@shingo_1969)でこのブログの更新情報が確認できます。

2020年05月

デイリースポーツ(https://www.daily.co.jp/horse/)公認ブログ。
リンクが切れている場合があります。ご注意ください。
高知競輪「F1・松村憲・松村信定 土佐の親子鷹杯」はきょう(31日)前検。
20200531-01
あす(1日)に開幕する。メインは11RのS級「初日特選」。注目レースと選手を挙げていく(競輪は現在、新型コロナウイルスの感染予防と拡散防止のため全開催を無観客で実施。車券は電話・インターネット投票、一部のサテライトなどで発売する)。

高知(1日)1R A予選
(1)山本 奨(岡山)
(2)川西亮介(和歌山)
(3)林 成人(愛媛)
(4)藤縄洋介(兵庫)
(5)隅 直幸(山口)
(6)武市和人(高知)
(7)友永龍介(山口)
(8)山下茂樹(大阪)
(9)桜井宏智(広島)
並び=42、8、193、756
[画像:20200531-06]
1R(1)山本 奨(岡山)。

高知(1日)3R A予選
(1)高木竜司(熊本)
(2)平坂典也(広島)
(3)田村浩章(徳島)
(4)村上竜馬(広島)
(5)時松 正(熊本)
(6)岡崎哲昌(岡山)
(7)木村浩宣(香川)
(8)近藤直幹(徳島)
(9)井上将志(福岡)
並び=426、738、915
[画像:20200531-07]
3R(4)村上竜馬(広島)。

高知(1日)5R A予選
(1)藤井 将(広島)
(2)田中弘章(福岡)
(3)宇根秀俊(愛媛)
(4)宮崎康司(香川)
(5)立石拓也(福岡)
(6)中村秀幸(高知)
(7)取鳥敬一(岡山)
(8)有馬雄二(奈良)
(9)高津晃治(岡山)
並び=528、197、436
[画像:20200531-08]
5R(1)藤井 将(広島)。

高知(1日)6R A初日特選
(1)樫山恭柄(福岡)
(2)小原周祐(高知)
(3)富 弥昭(山口)
(4)北川紋部(福井)
(5)蓮井祐輝(香川)
(6)大久保直也(徳島)
(7)多田晃紀(岡山)
(8)宮本佳樹(香川)
(9)桶谷明誉(広島)
並び=14、739、2586
[画像:20200531-09]
6R(1)樫山恭柄(福岡)。
[画像:20200531-10]
6R(2)小原周祐(高知)。
[画像:20200531-11]
6R(7)多田晃紀(岡山)。

高知(1日)7R S予選
(1)泉谷元樹(愛知)
(2)大瀬戸潤一郎(広島)
(3)阪本正和(長崎)
(4)松山桂輔(愛知)
(5)佐伯亮輔(岡山)
(6)小野俊之(大分)
(7)渓飛雄馬(愛媛)
(8)前田義和(鹿児島)
(9)小川圭二(徳島)
並び=863、14、5279
[画像:20200531-12]
7R(5)佐伯亮輔(岡山)。

高知(1日)9R S予選
(1)西村光太(三重)
(2)阿部兼士(福岡)
(3)近藤誠二(香川)
(4)峰重祐之介(岡山)
(5)青井賢治(徳島)
(6)小川賢人(福岡)
(7)日野博幸(愛媛)
(8)土井 勲(岡山)
(9)長尾拳太(岐阜)
並び=48、62、91、735
[画像:20200531-13]
9R(7)日野博幸(愛媛)。

高知(1日)10R S予選
(1)八尋英輔(福岡)
(2)片岡迪之(岡山)
(3)室井竜二(徳島)
(4)高木和仁(福岡)
(5)近藤範昌(岡山)
(6)久米 良(徳島)
(7)前反祐一郎(広島)
(8)戸田康平(香川)
(9)大西貴晃(大分)
並び=257、836、914
[画像:20200531-14]
10R(2)片岡迪之(岡山)。

高知(1日)11R S初日特選
(1)山中貴雄(高知)
(2)松川高大(熊本)
(3)木村幸希(広島)
(4)西田雅志(広島)
(5)小川勇介(福岡)
(6)三宅 伸(岡山)
(7)伊藤成紀(大阪)
(8)中村圭志(熊本)
(9)高原仁志(徳島)
並び=285、719、346
[画像:20200531-15]
11R(1)山中貴雄(高知)。
[画像:20200531-16]
11R(2)松川高大(熊本)。
[画像:20200531-17]
11R(3)木村幸希(広島)。
[画像:20200531-18]
11R(5)小川勇介(福岡)。
[画像:20200531-19]
11R(7)伊藤成紀(大阪)。
[画像:20200531-20]
11R(9)高原仁志(徳島)。

予想などはあす(1日)の本紙をじっくりとご覧ください。
なお、出走メンバーは主催者発表のものとご照合ください。
5月31
6月の予定(いつもは月初めに「今月の予定」をアップしていますが、今回は月末前検のシリーズがありますので、前月の終わりに予定を記しました)。

1〜3日・高知競輪「F1・松村憲・松村信定 土佐の親子鷹杯」

12〜14日・向日町競輪「F1・京麒麟賞」

18〜21日・和歌山競輪「G1・第71回高松宮記念杯競輪」

24〜26日・玉野競輪「F2・おもちゃ王国杯争奪戦」(ガールズケイリン)(ナイター)

29日〜7月1日・福井競輪「F1・柴田勝家賞」

競輪は出場予定選手にジカでリンクすることができません。6月の開催日程はこちらからご覧になれます。当日の本紙もぜひご覧ください。
住之江ボート「SG・第47回ボートレースオールスター」はきょう(31日)、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の篠崎仁志(32)=福岡・101期・A1=がイン速攻で1着。SG5回目の優出で初優勝を飾り、賞金3900万円を手にした。2、3着には平本真之(愛知)、毒島誠(群馬)が入った(本紙HPに記事あり)。
20200531-04
兄の篠崎元志(右)に続いてSG優勝を飾った篠崎仁志(左)。

念願のSG制覇を決めた。篠崎はインからコンマ12のスタート。1Mを先取りすると、好仕上がりのエンジンが栄冠へとエスコートした。「緊張から解放された感じ。まだ実感はない」と新王者は涙をこぼしながら喜びを表現した。

SGの予選トップ通過は2回目。2017年のオーシャンカップは準優で6着と敗れた。だが、今回は準優もきっちり逃げ切って、5回目の優出で頂点に駆け上がった。

優勝戦で対決こそ実現しなかったが、すでに兄の元志はSGV2。兄弟がそろってSG覇者となるのは、松尾泰宏、幸長(ともに引退)以来の2組目。「今回は絶対に決めてやろうと思っていた」と背中を追い続けた兄と肩を並べた。「まだ追いついてはいないと思うが、注目されるなら、そこには応えていきたい」とボート界を篠崎ブラザーズで引っ張っていく覚悟を口にした。

昨年8月のメモリアル、準優でフライングを犯し、SG4節を除外されるペナルティー。苦労も味わったが、SG復帰戦で美酒に酔った。「(新型コロナウイルスで)日本が世界が大変なときに売り上げが支援に活用される。微力ながら貢献できることも走る意味、モチベーションにした」と明かす。無観客で開催された異例のオールスター。「次回は歓声を浴びながら優勝したい」と新チャンピオンは、これからもファンの期待に応える走りを誓った。

また、SG初優勝の弟を見ながら、兄の元志は目頭に涙を浮かべながら喜んだ。「デビューしてからいつも僕と比較されて苦しい思いをしていたのを見ていたので、やっとこの日が来て良かったと思う。きょうだけは『絶対に勝て』と思っていた」と祝福。「僕も気持ちを入れ直して頑張りたい」と弟に刺激を受けたようだ。
豊橋競輪「F2・全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」はきょう(31日)、12Rでスーパープロピストレーサー(SPR)賞が行われ、(7)松浦悠士(29)=広島・98期・SS=が1着。先行した(2)清水裕友マーク直線で抜け出し、SPR賞初制覇を成し遂げた。追い上げて松浦後位に入った(3)平原康多(埼玉)が2着、落車を避けてから平原を追走した(8)木暮安由(群馬)が3着に入った(本紙HPに記事あり)。
20200531-02
ゴールデンコンビの好連係で松浦が優勝を果たした。清水の番手で戦ったレースは、赤板で平原を先頭に関東勢が上昇したが、清水が打鐘前に一気に前団を叩いて先行。「隙を見せなければ大丈夫と思った。最終2角からは後ろからの仕掛けを警戒しながら距離を詰めた」と番手絶好の展開で迎えた最後の直線できっちり抜け出した。

次は地区内あっせんとなる久留米記念(6月6〜9日)。メンバー次第では清水と別線となる可能性もあるが「まずは清水君との対戦が楽しみ。敵の清水君とも戦ってみたい」とニヤリ。その後には「G1・高松宮記念杯」(同18〜21日・和歌山)が控えている。「今年はまだG1を取れていない。中四国のみんなで精いっぱい頑張りたい」。昨年11月の競輪祭(小倉)以来となる2回目のG1制覇を見据えた。
広島競輪「F1・第42回芸州鯉城賞」はきょう(30日)最終日。10RでA級、11Rでガールズケイリン、12RでS級の決勝戦が行われた。

まず10R、A級の決勝戦は...。
[画像:20200529-11]
(5)堀僚介(25)=大阪・109期・A1=が1着。レースは打鐘で(4)張野幸聖(和歌山)-(2)四宮哲郎(京都)が主導権奪取。いったん出切っていた(8)奥村諭志(岡山)-(3)古城英之(広島)-(7)増田鉄男(徳島)は引いて3〜5番手に。(1)小野裕次(千葉)-(9)水谷良和(愛知)、堀-(6)吉川悟(大阪)と続く。4角で内を突いた小野が奥村をさばいて3番手を確保。水谷も続き、5番手に後退した奥村は最終2角で内を突いて小野を狙う。隊列が短くなったところで堀が7番手外からスパート。小野が3番手から先まくりを放つが、堀はその外をあっさりとまくり切る。吉川は離れ、先まくりの小野が堀を急追。後続を4車身も突き放した堀が先頭でゴール。小野が2着に踏ん張り、小野マークの水谷が3着に入った。堀は今年初、通算18回目の優勝を飾った。

続いて11R、ガールズケイリンの決勝戦は...。
[画像:20200529-20]
(5)高木真備(25)=東京・106期・L1=が1着。レースは周回中最後方の(7)久米詩(静岡)が打鐘前からジワッと上昇。3番手の(3)石井貴子(東京)が久米を警戒しながら踏み上げ、打鐘後は先頭に。石井がペースを上げると、周回中正攻法の(2)豊岡英子(大阪)が内で粘り、番手で久米と並走に。そこで4番手に下げていた(1)吉岡詩織(広島)がスパート。最終ホームで出切る。6番手に下げていた高木は吉岡を追いかける形から始動。高木を初手から追走していた(4)亀川史華(兵庫)が一瞬で離れてしまうほど、高木はハイペースで加速。豊岡と並走していた久米は高木を追走するような形で仕掛けるが、3角で吉岡をとらえた高木はさらに加速。後続を4車身もの差をつけた高木が先頭でゴール。外を懸命に踏んだ久米が2着に入り、地元初優勝を狙った吉岡は3着だった。高木は今年6回目、通算60回目の優勝を飾った。

ラストの12R、S級の決勝戦は...。
[画像:20200529-25]
(3)鈴木竜士(26)=東京・107期・S1=が1着。レースは前日から不穏な空気。4車結束の関東勢に(2)鹿内翔(青森)が鈴木後位を主張し、それならと(7)大坪功一(福岡)は鈴木に競りかけることに。本番も周回中からもつれ、赤板過ぎに4番手から(5)朝倉智仁(茨城)が上昇。大坪をさばいた鈴木が続き、(4)高橋築(東京)をさばいた鹿内が続くが、大坪は外から鈴木に、高橋は内から鹿内に競りかける。競りの後ろに(9)古川尚耶(栃木)が続き、(6)月森亮輔(岡山)-(1)西岡拓朗(広島)-(8)山下一輝(山口)は下げて後方に。打鐘3角から朝倉はペースアップ。大坪は競り負けて後退、鹿内は外で踏ん張っていたが、最終1角で後退。下がってきた鹿内をかわしながら、月森は2角からまくり上げる。3番手外まで詰め寄るが、鈴木はそれを確認しながら4角から外を踏み、そのまま先頭でゴール。4角手前から外を踏んだ山下が2着に突っ込み、鈴木マークを死守した高橋が3着に入った。東京に変わって初めての開催を制した鈴木は今年初、通算18回目の優勝を飾った。
ギャラリー
最新記事
アーカイブ
記事検索
traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /