最近、本屋大賞関係の書籍を読むようになりました。これまでほとんど小説は読んでこなかったのですが、原田マハさんの「たゆたえども沈まず」も面白かったです。流行ってるらしくTSUTAYAいくとコーナーがあったりしますね。
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これは糸杉じゃないけど、、似てる気がする(笑)
僕は工学部卒なのに卒論テーマは「ゴッホの絵画」(をソフトウェアで書くという、いまでいうと画像フィルターアプリですね)だったこともあって、画風を理解するためにゴッホ兄弟(テオとフィンセント)やゴーギャンとのストーリーは図書館に通って調べたのである程度は知ってます。今思えば、なぜ大原美術館にいかなかったのか?と思いますよね(どうも贋作だったらしいですけど)。
これは糸杉じゃないけど、、似てる気がする(笑)
僕は工学部卒なのに卒論テーマは「ゴッホの絵画」(をソフトウェアで書くという、いまでいうと画像フィルターアプリですね)だったこともあって、画風を理解するためにゴッホ兄弟(テオとフィンセント)やゴーギャンとのストーリーは図書館に通って調べたのである程度は知ってます。今思えば、なぜ大原美術館にいかなかったのか?と思いますよね(どうも贋作だったらしいですけど)。
「たゆたえども沈まず」は、ゴッホがパリに住んでいた時期に林忠正という実在する日本人がいたことからこの人を絡めたストーリーにしているところが面白かったです。ゴッホが浮世絵に影響を受けていることは有名ですが、後で読んだ「ゴッホのあしあと」にフィクションです!って書いてました(笑)
「ゴッホのあしあと」は「たゆたえども沈まず」を何故書いたのか?どこ辺りがフィクションなのか?など作家さんの創作時の頭の中が書かれていて面白いです。ゴッホが書きたいのではなく林忠正を書きたいという発端も面白いですね〜。ゴッホ兄弟のストーリーを知っているからこそ「あ〜、そろそろ来るな〜」とか「あ!そういう展開にしたのね!」と思える部分がかなりありました。
「たゆたえども沈まず」には有名な「ひまわり」はさらっと出てくるだけなのですが、「星月夜」や「糸杉」はしっかりと出てきます。浮世絵は 歌川広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」と 渓斎英泉の「雲龍打掛の花魁」が出てきてますね。(模写したんだから当然か、、、)
ゴッホは心を病んであの画風になったというイメージがありますが、絵を描いているゴッホはめちゃくちゃ冷静で、あの色や線の太さをめちゃくちゃ計算して描いていたんですね。当時のソフトウェアではそこまで細かい計算はさせてなかったけど、プレゼンしている僕の顔が、ゴッホ調の絵画になって「おーー!」ってそれなりにうけました(笑)
あれから30年近く経っているけど、ゴッホのストーリーは変わってなかったけど、「ゴッホの耳」という本を読んだら大きく変わってました!
切り取った耳は「耳たぶ」から「耳たぶ以外の全部」
切りとった耳を渡した相手は「娼婦」から「掃除婦」
アルルから追い出された理由もびっくりです(ここは予測ですが)
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分厚めの本なので何度も延長して1月以上かけて読んでましたが、面白かったです。
ヨーロッパの美術館は、「ゴッホの耳」消しゴムをお土産につくるなんてユーモアありすぎ(笑)
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コメント一覧 (2)
面白い本がいっぱいあるので読み続けてしまいますね。
卒業論文が情報処理学会のアーカイブにあるってスゴ!
僕のは実家のタンスにあったような、、捨てられたかな?
ま、本人以外にとっては、汚い紙の束ですからね〜