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監督が不在の高校サッカーチームが、全国大会の決勝戦まで進んだ。そして、勝った。第93回全国高校サッカー選手権大会は、石川県代表の金沢星稜高校と群馬県代表の前橋育英高校の決勝戦。2対2の同点で、延長戦に入った。決勝戦にふさわしいゲーム内容だった。どちらが勝っても初優勝。試合会場は、カラッ風が吹く「埼玉スタジアム」。前後半合わせて、20分間の延長戦。前半1538分に星稜の11番の森山がゴールした。そして後半9分に、また森山がミドルシュートを決めた。やった!4対2で星稜が勝った。

▼川崎監督不在で指揮をとった木原監督代行は、淡々とした優勝インタビューに答えていたが、鈴木キャプテンは涙で、入院中の監督からの伝言で、戦う強い気持ちをもらったことをマイクに向かって叫んでいた。

▼寒いグランドで戦う高校生の熱い戦いを、1330分からはじまったテレビ中継を、最後の16時までテレビの前で、熱くなって星稜を応援していた。朝から外は寒い風が吹いているようだった。一歩も外に出ずに、暖房された居間でのテレビ観戦。なんて贅沢な一日だった。

▼インフルエンザで力士が休場したアナウンスで、館内がどよめいた。人気力士の「千代鳳(ちよおおとり)×ばつ宝富士の取り組みで、初金星の「宝富士」は笑顔だった。

▼PGAツアーゴルフに出場している、松山英樹は通算▽17アンダーで3日目首位に立った。日本の実力ナンバーワンは、アメリカに拠点をおき、試合出場登録の関係で、日本での試合に出られないらしい。

▼サッカー場での試合、国技館での大相撲、PGA公認でプロ選手らの試合。会場も選手も実際に見たことがない。全てをテレビ画面からの実況で見てきた。試合会場での独特の臨場感は分からないが、解説付きで十分感動が伝わっているから、これでいいと思うのは私だけかな。

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