きのうの続きになる。「語呂合わせ」から、むかし、受験のために覚えた「歴史年号」や「平方根」を思いだした。記憶は若い頃に覚えたものは、まだ、しっかりと引き出しから取り出せる。不思議な能力を噛みしめている。
▼「一夜一夜に人見ごろ」の、√2≒1.41421356。「人並みにおごれや」は、√3≒1.7320508。√5は「富士山ろくオーム鳴く」・・・。「蒸し米(645)、炊いて祝おう大化の改新」や「いい国(1192)作る、鎌倉幕府」。「石の国(1492)コロンブスのアメリカ大陸発見」などなど。
▼縁起をかつぐ日本人の愛車ナンバーにも、名前など好きな語呂番号で表すプレートを見かける。ランキングでは、1「1」 2「1122(いい夫婦)」 3「8888」 4「3(長嶋ファン)」・・・23「1717(いいな、いいな)」。私(吾亦交)は、元旦生まれだから、「1717」に含まれている。
▼あと2ケ月後に誕生日を迎える。「うれしくもあり、うれしくもなし」の心境である。ネットで元旦生まれの著名人を検索したら、「一休禅師」、「ジョン・萬次郎」、「クーベルタン」など歴史上に名前が知れている人や「アブドーラ・ザ・ブッチャー」もいた。
▼今月の30日に受験する「加賀検定」にも覚える数字がある。加賀市の面積「306平方キロ」や「加賀三山」の高さ。「大日山(1368m)・富士写ガ岳(942m)・鞍掛山(478m)」・・・。他にもたくさんあるから覚えられない。試験は「4択方式」と聞いたから、最悪の時、むかしもやっていた「エンピツを転がす」方法で切り抜けてみたいと思っている。
▼2、3日前、近くのドラック・ストアで、ポイントを貯めると商品券がもらえる「カード」を作った。申込み用紙に、住所・氏名などを書き込む際、郵便番号の922まで書けたが、あとが続かない・・・。老化現象(物忘れ)が、すぐそこまで来ている「脳味噌」の衰えを実感した。
▼還暦を過ぎてから、「ボケ防止」にオリジナルで作ったものをご披露したい。「妻子異国、振込後、焼くな草、兄さん走る、降る夜ざぁざぁ、闇に泣く、これに母」。「よい句かな?」。これは、35桁までの「円周率」だが、世の中には1000桁を覚えて、暗記できる人もいるから驚きだ。
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