金融緩和策が現状維持されることの意味
30、31日と2日間に渡って開かれていた日銀の金融政策決定会合で、金融緩和策の現状維持が決定されたと報じられています。
具体的に言えば、年間80兆円のペースでの国債の買い入れが続けられるとともに、短期の政策金利をマイナス0.1%に、そして長期金利の10年物国債の利回りをほぼ0%に誘導する政策が続けられるということです。
何故、超緩和策を続けるのか?
それは、先日も言いましたように、インフレ率が目標の2%になかなか達しないからなのですよね。
なんとしてもマイルドなインフレを起こしたいのだ、と。
但し、直近のインフレ率は、前年比で0.7%まで上昇していること訳ですが...
それが何を意味するのか?
例えば、貴方が大金を銀行に預金しているとしましょう。
その預金に付く利子はほぼゼロ。ATMで引き出す際にかかる手数料を考えたら、むしろマイナスになってしまうでしょう。
その一方で、お金の価値が1年間で0.7%低下する訳ですから、貴方の資産は少しずつ減る仕組みになっているということなのです。
まあ、お金を借りている企業にとっては大変ありがたいことかもしれませんが、お金を預けている
多くの国民は犠牲を強いられている訳なのです。
それもマイルドなインフレにするためにです。
国民の多くがマイルドなインフレになることを切望しているのでしょうか?
答えはノー。
インフレなど少しも望んでいないのに国民は犠牲を強いられているのです。
おかしいでしょう?
それで、消費が落ち込んでいる、と来た!
消費を活性化したかったら、当たり前の金利水準にしろと言いたい!
金利収入があれば、人々は必ずそれを消費に回す。
なんか、そういう気になるではないですか?
でしょう?
まあ、ゼロ金利を実現して設備投資を活性化したいという思惑もあるのでしょうが...しかし、実際には投機を盛んにするようなことにしかなっていないのです。要するに、バブルを演出しているということですね。
現在の長期金利をゼロに誘導する政策は、政府の金利負担を軽くすることと株高を促進することにしか役立っていないととお感じの方、クリックをお願い致します。
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具体的に言えば、年間80兆円のペースでの国債の買い入れが続けられるとともに、短期の政策金利をマイナス0.1%に、そして長期金利の10年物国債の利回りをほぼ0%に誘導する政策が続けられるということです。
何故、超緩和策を続けるのか?
それは、先日も言いましたように、インフレ率が目標の2%になかなか達しないからなのですよね。
なんとしてもマイルドなインフレを起こしたいのだ、と。
但し、直近のインフレ率は、前年比で0.7%まで上昇していること訳ですが...
それが何を意味するのか?
例えば、貴方が大金を銀行に預金しているとしましょう。
その預金に付く利子はほぼゼロ。ATMで引き出す際にかかる手数料を考えたら、むしろマイナスになってしまうでしょう。
その一方で、お金の価値が1年間で0.7%低下する訳ですから、貴方の資産は少しずつ減る仕組みになっているということなのです。
まあ、お金を借りている企業にとっては大変ありがたいことかもしれませんが、お金を預けている
多くの国民は犠牲を強いられている訳なのです。
それもマイルドなインフレにするためにです。
国民の多くがマイルドなインフレになることを切望しているのでしょうか?
答えはノー。
インフレなど少しも望んでいないのに国民は犠牲を強いられているのです。
おかしいでしょう?
それで、消費が落ち込んでいる、と来た!
消費を活性化したかったら、当たり前の金利水準にしろと言いたい!
金利収入があれば、人々は必ずそれを消費に回す。
なんか、そういう気になるではないですか?
でしょう?
まあ、ゼロ金利を実現して設備投資を活性化したいという思惑もあるのでしょうが...しかし、実際には投機を盛んにするようなことにしかなっていないのです。要するに、バブルを演出しているということですね。
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