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グローバル・エイズ・アップデート

世界のHIV/AIDS情報を日本語で配信中!

2023年11月

【2023年10月17日、ロンドン(英国)発】テノホビル、ラミブジン、ドルテグラビル(tenofovir, lamivudine, and dolutegravir, 以下、TLD)による抗レトロウイルス療法を、コンドームなしの性行為後の曝露後予防(以下、PEP)として処方箋なしで利用できれば、アフリカ諸国において20年間でHIV感染を31%減少させることができる、という研究結果がLancet Global Health誌に発表された。
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【2023年10月18日 アブジャ(ナイジェリア)発】西アフリカの大国ナイジェリアの首都アブジャで、貧困層やマイノリティの経済的および社会的地位の向上を目指し活動する市民団体「アフリカ青少年成長協会 Africa Youth Growth Foundation(AYGR)」は、17日、不十分な手洗いに起因する病気によって140万ものナイジェリア人が死亡していることを明らかにした。続きを読む
2022年3月、途上国の三大感染症対策に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は、ウクライナにおけるHIVと結核の予防、検査、治療サービスの継続に向けて緊急資金1,500万ドルを支援し、さらに2023年2月には、この支援を継続するため、1,032万ドルを追加支援した。ウクライナに注がれた支援金は、2020年から2022年の間にHIVと結核との闘いを支援するために割り当てられた1億3,570万ドル、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応への5,450万ドルと合わせ、約1億9,000万ドルに上った。グローバルファンドはまた、同国のニーズに対応し適応するため、既存の助成金を再プログラム化する2,800万ドルも承認した。その支援金の使途として、主に以下の取り組みが挙げられる。続きを読む
【2023年9月29日 ジュネーブ/ジョハネスバーグ発】

南アフリカ共和国でHIVの予防と対応に携わる3つの主要な組織、南アフリカ・エイズ財団 AIDS Foundation of South Africa、ビヨンドゼロ Beyond Zero、南部アフリカHIV/AIDSコミュニティ・ネットワーキングNetworking HIV & AIDS Community of Southern Africaは、途上国の三大感染症に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の支援を受け、HIV予防のためのダピビリン膣リング(Dapivirine vaginal ring)1万6千個を初回発注した
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発行者:AJF

アフリカ日本協議会

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