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グローバル・エイズ・アップデート

世界のHIV/AIDS情報を日本語で配信中!

2010年12月

2010年12月31日13:59
カテゴリ
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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第160号(第7巻第9号) 2010年(平成22年)12月23日
Vol.7-No.9 (No.160) Date: December 23, 2010
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★「第160号」目次
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地域情報
くろまるアフリカ
エジプト:性教育カリキュラム排除に警告
ナイジェリア:HIV感染率が減少―UNAIDS報告書より
ルワンダ:エイズ孤児たちに対し強力なサポート

くろまるアジア・太平洋
中国:HIV陽性者が雇用に関する裁判で敗訴

くろまるカリブ海
ハイチ:HIV陽性者コレラに対するぜい弱性が顕著

くろまる宗教関連
ローマ教皇、エイズ予防のコンドーム使用は容認

くろまる新規予防・医療技術開発
HIVワクチン開発に有力な候補?

くろまるデータ・統計
テノホビル服用で骨粗しょう症の傾向出ず

イタリアでの研究により、21人の子どもと若者に対するテノホビルを含む5年間の抗レトロウイルス療法は、骨密度を低下させていないということが報告された。一方、米国の研究の中には、テノホビルの継続使用は、骨密度を低下させると報告しているものもある。
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2010年11月、HIVワクチン治療によりHIVによって引き起こされる免疫不全のいくつかを解消することができる可能性があるということが研究者によって報告された。イタリア・ローマの「高等保健研究所 全国エイズセンター」の研究者らは、HIVの蛋白質Tatに対するワクチンが安全で新たな免疫を生じるということを第2相無作為臨床治験の基礎データにより解明した。HIV複製が完全に抑えられている患者においても、ワクチンにより免疫機能が改善する傾向にあることも判明しており、高活性抗レトロウイルス薬治療(HAART)によりHIVの複製を遅らせることができれば、免疫が恒常的に活動するだけの機能が十分回復する可能性がありそうだ。
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ローマ教皇ベネディクト16世は、11月23日に出版された会見録「世界の光−教皇、教会と時代の道標」の中で、「コンドームを使用することは、エイズの蔓延を食い止めるために、時に正当化されうる」として、コンドームの使用を教皇として初めて認めた。性行為は受胎のためだけにあるというカトリックの大原則の例外を認めるこの発言は、議論を呼んでいる
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2月の大地震の復興がままならないまま、秋以降にコレラが大流行している中南米・ハイチでは、コレラ患者数が19,000人、コレラによる死亡者数が1,000人を超えたのを受け、HIV陽性者のコレラに対するぜい弱性についての注意喚起が行われている。
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中国のHIV陽性者が採用段階で差別を受けたとして地元教育局を訴えた国内初の裁判で、11月12日、裁判所は原告の訴えを退けたと発表した。地方政府は自由に規則を制定できるため、教育局はHIV陽性者の雇用に関する権利を保持していること、教育職関連の法律にHIV陽性者は教育分野で雇用されるべきではないとの記載があることが判決理由となった。
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中部アフリカ・ルワンダの首都キガリのキバガバガ病院 Kibagabaga Hospital の混雑した待合室で、12〜18歳の30人の若者が抗ウイルス薬(ARV)を処方する医師の診察を待っている。彼らは、ルワンダ政府及び開発パートナーが提供する社会・医療的支援を受けている、エイズの影響を受ける22万人の子どもたちの一部である。
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国連合同エイズ計画(UNAIDS)が11月に発表した2010年の最新のHIV/AIDS状況に関する報告書によると、ナイジェリアなど西アフリカ諸国でのHIV感染率が減少している。
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【11月22日カイロ発(IPS)】男女の生体構造やリプロダクティブ・ヘルス、性感染症(STDs)等を学校教育のカリキュラムから除く決定をこのほど行ったエジプト・アラブ共和国政府に対し、市民社会は警告を発した。
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2010年12月21日20:21
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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第159号(第7巻第8号) 2010年(平成22年)12月6日
Vol.7-No.8 (No.159) Date: December 6, 2010

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★「第159号」目次
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地域情報
くろまるアフリカ
ウガンダ:携帯電話技術のお陰でHIV陽性者の赤ちゃんの治療アクセスが倍増
ケニア:ユニセフが母子感染予防の革新的方法を発表
ボツワナ:前大統領が反同性愛法への反対を表明
南ア:エイズが子どもたちに与える心理的影響とは?

くろまるアジア・太平洋
インド:欧州連合・インド自由貿易協定がHIV治療に与えるインパクト
韓国:韓国のHIV陽性者への入国規制、緩和はまだ不十分
中国:中国のゲイコミュニティとHIV予防のための闘い

くろまる新規予防・医療技術開発
子どもにおけるHIV治療薬の選択
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発行者:AJF

アフリカ日本協議会

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