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グローバル・エイズ・アップデート

世界のHIV/AIDS情報を日本語で配信中!

2014年12月



【2014年10月30日 スラバヤ(インドネシア)発】インドネシア・ジャワ島東端の主要都市、スラバヤでは、売春宿の閉鎖でセックスワーカーが危険な状態に置かれるようになり、エイズ予防の努力を妨げかねないと公衆衛生専門家やアウトリーチ・ワーカーが指摘している。続きを読む
【2014年11月4日 ワシントンDC(米国)発】2000年に始まるミレニアム開発目標(MDGs)は、2015年末を期限とする数値目標と指標を設定したため、その進捗をはかるために、統計の果たす役割が強化されてきた。しかし、データの質や、収集の頻度、開示が主な課題であった。これら指標の設定についてのプログラミングには、社会で最も脆弱な状況に置かれている人々の行動を追跡できるような個別データが必要である。続きを読む
【2014年11月10日 ワシントンDC(米国)発】米国疾病管理予防センター(CDC)は、米国のHIV新規感染率は2008年から2012年にかけて5.6%減少したと発表した。続きを読む

【2014年11月3日カトマンドゥ(ネパール)発】ネパールでは、国連合同エイズ計画UNAIDSや「HIVと法律に関する世界委員会」の勧告に反し、HIVとB型肝炎陽性者を対象にした刑法案が検討されている。
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【2014年11月2日 ハラレ(ジンバブウェ)発】南部アフリカの内陸国ジンバブウェの国家エイズ委員会 National AIDS Council(NAC)が提携している医薬品会社「ナトファーム」NatPharmと、認可を受けた一部の民間薬局は、抗レトロウイルス薬を値下げして販売することを決めた。その結果、現在流通している薬の平均価格は55米ドルだが、17米ドル値を下げた価格で抗レトロウイルス薬が入手可能になる。続きを読む


【2014年11月11日 アブジャ(ナイジェリア)発】国連合同エイズ計画(UNAIDS)のナイジェリア事務所代表のビラリ・ハマラ氏Bilali Hamaraは、HIV/AIDS母子感染終結計画(eMTCT)2015-2016の全国的な着手に向けたメディアブリーフィングで、現状のHIV対策が成功していけば、2030年までにHIVを終結に導くことができるだろうと発表した。続きを読む
【2014年11月11日 ジョハネスバーグ(南アフリカ共和国)発】抗レトロウイルス治療(ART)を中断したHIV陽性者は、継続して治療を行った人に比べて、死亡率が3倍も高いことが明らかになった。続きを読む
11月6日、南部アフリカ西部に位置するナミビアの最高裁判所は、2012年7月30日の高等裁判所の判決を支持し、ナミビアの公立病院でHIV陽性の女性3名が合意なしに避妊手術を受けさせられたことについて、国に損害賠償を命じる判決を言い渡した。続きを読む
2014年12月21日16:15
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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第261号(第11巻第7号) 2014年(平成26年)11月30日
No.261 (Vol. 11-No. 7) Date: 30, November 2014
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★「第261号」目次

くろまる対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(米国)ウィキリークス、製薬会社の利益独占を擁護する米国政府の工作を暴露
(米国)TPPで癌の治療薬へのアクセスが遅れる可能性
(スペイン)大塚製薬が開発した新しい抗結核薬の使用を求める
(ヨーロッパ)低学歴や貧困はHIVケアや治療の導入を遅らせる要因
(インド)結核を終わらせるためには、今までと同じやりかたではダメ

くろまるアフリカの地域別記事
(南アフリカ共和国)エイズ2016の開催は、ダーバンに決定
(タンザニア)NGOが高齢者の権利について教育を実施
(アフリカ地域)抗レトロウイルス治療を受けた妊婦の死産率低下
(ウガンダ)抗レトロウイルス薬の供給が不足


------------------------------------ Vol. 11No. 7---


【2014年10月17日ワシントン(アメリカ合衆国)発】ウィキリークスは、「環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定」 Trans-Pacific Partnership (TPP)交渉に参加している12カ国の、交渉における立ち位置について、77ページの文書を公表した。この文書によって、米国がTPP加盟国に対して強制しようとしている過激な特許至上主義 patent extremism によって、比較的貧困な国を含むTPP交渉参加国における医薬品への安価なアクセスが脅威にさらされていることが明確になった。続きを読む
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発行者:AJF

アフリカ日本協議会

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