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グローバル・エイズ・アップデート

世界のHIV/AIDS情報を日本語で配信中!

2013年04月

【2013年3月6日 ニューヨーク(米国)発】HIV/AIDSや結核などの治療薬へのアクセスを求める米国の政策系NGO「治療行動グループ」 Treatment Action Group (TAG)が、医薬品の新規研究開発に向けた投資(2010〜2011年に行われた、HIV治療に関する研究と開発への世界の投資)に関する最新の報告書Funding Scientific Innovation: Global Investments in HIV Treatment Research and Development in 2010 and 2011を提出した。続きを読む
【2013年3月3日 米国発】米国の研究者らは、HIVに感染して出生したある新生女児に非常に早い段階から標準的な投薬療法を行ったところ、「治癒」に至った、と発表した。これは新生児のHIV感染者の治療法に新たな知見を与える画期的な事例になるという。今回の女児の例では、薬剤の必要性がなく通常の血液検査ではウイルスが検出されないレベルにまでに軽減することができ、新生児が「実質上の治癒」functional cure(編集部注:ウイルスが体内に存在する可能性はあるが、今後増殖する可能性は低く、実質上、体の機能という観点からして「治癒」しているとみなされる状態)と呼ばれる状態に達した初めての事例である。
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【2013年3月8日 ジュネーブ(スイス)発】日本は、世界の困難な状況におかれた人々のためにいつも手を差し伸べてきた。2012年に日本がHIV/エイズ、結核、マラリア対策のために世界基金に拠出した金額は、過去10年間で最も多かった。2000年に沖縄で開かれたG8サミットで世界基金の創立が決まって以来、日本は世界的な経済危機の中でも、最も支援を必要としている人たちへの支援事業を続けてきた。
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【2013年3月7日 ウガンダ(カンパラ)発】
米国でHIVに感染した乳幼児が「治癒」したというニュースにウガンダの医師たちは歓喜した。それが標準的な薬物療法だったのだから尚更だ。続きを読む
【2013年2月25日 ボメット(ケニア)発】接戦が予想される大統領選挙が迫るケニアでは、候補者からHIV政策へのコミットメントを引き出そうと、エイズ活動家たちが全国で展開されている選挙集会を回っていた。続きを読む

【2004年10月 カラカス(ヴェネズエラ)発 】南米のヴェネズエラでは、2003年に、すべての地域に診療所と医師を配置し、誰でも医療サービスが無料で受けられる「居住区に入ろう(バリオ・アデントロ Barrio Adentro)」プロジェクトが開始した。おもにキューバから派遣された医師が、各地域で住民とともに生活し、患者の治療や保健教育にあたる。
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発行者:AJF

アフリカ日本協議会

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