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現役ドラフトで阪神からDeNAへ移籍する浜地「競争に割って入れるように」

[ 2024年12月10日 05:30 ]

第3回現役ドラフト

19年、中日戦でプロ初勝利を挙げた阪神・浜地

現役ドラフトでDeNAへの移籍が決まった阪神・浜地は9日、球団を通じてコメントを発表した。

「入団以来、監督、コーチをはじめとしたスタッフの方々、チームメート、そしてタイガースファンの皆さまに支えていただいて今がある。タイガースというチームが凄く好きでしたし、離れることの寂しさはあります」

猛虎への感謝、愛着を述べた上で、新天地での決意を新たにした。「野球を続けることができることに感謝して、横浜DeNAベイスターズは日本一になり競争も激しいチームですので、その競争に割って入ることができるように」と新天地での競争に臨む。

8年目の今季は防御率2・11ながら登板18試合にとどまり、1軍に定着することなくシーズンを終えた。先月行われた契約更改では「(ダウンは)当然というか。(成績は)満足いくものじゃなかった」と悔しさをにじませていた。

しかし、22年には自己最多の52試合登板で防御率1・14、21ホールドと鉄壁の救援陣の一角としてフル回転するなど実績は十分。今季まで同僚だった岩田がDeNAに加入することが決まっており、浜地と同学年で同じ福岡県出身なのも心強い。取材に応じた嶌村聡球団本部長は「一昨年の陽川君、去年の馬場君と一緒で、(現役ドラフトは)やはりチャンスを求める、機会を求めていくという制度。ぜひそこで力を出してほしいなという心境」と活躍を願った。

来季へ向けて「(決め球のフォークは)形になってきている。自分でも楽しみにしている」と話していた浜地。「ハマの浜地」が日本一連覇に向けて躍動する。

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