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ドジャースGM「明日、正式に獲得可能になったら...」佐々木朗希に言及「由伸とはプロセスが違う」

[ 2024年12月10日 09:12 ]

ロッテの佐々木朗希
Photo By スポニチ

ドジャースのブランドン・ゴームスGMが9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスで取材対応し、大リーグに移籍するためのポスティングシステム申請が大リーグ機構(MLB)に受理されたばかりのロッテ・佐々木朗希投手(23)について言及した。

佐々木のスカウティングレポートについて尋ねられたゴームズGMは「実際には明日だからダメだ(笑)」とジョークを交え、詳しく語るのを避けた。

チームは昨季、ポスティングシステムを使ってメジャー挑戦した山本由伸を獲得。より若い佐々木を獲得するための鍵について「明日、正式に獲得可能になったらグループで話し合いを始める。まずはそこからだ。由伸のときとは間違いなくプロセスが違う」と語るにとどめた。

ドジャースの朗希への熱は本物だ。ロサンゼルスタイムズ紙は、今オフのドジャースのトップターゲットが佐々木であると報じている。10月1日にアンドリュー・フリードマン編成本部長と腹心のゲイレン・カーの2人が佐々木を見るために来日。フリードマン編成本部長は「良いピッチングだった」と語るにとどめたが、ゴームスGMは「投手はいくらいても足りないことは学んだ。投手陣の補強は優先事項になります」とGM会議で明かしていた。

移籍先は資金力があり、日本人選手も所属するドジャースやパドレスなど有力視されているが、佐々木はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象で、契約金や年俸総額が抑えられるため、多くの球団が手を挙げることが予想される。

現行の規定ではドラフト対象外の25歳未満の外国人選手の契約期間は例年1月15日〜12月15日。各球団は割り当てられた国際ボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。多くのチームは今季のボーナスプールの大部分を使い切り、残額は限られているため、佐々木の正式契約は各球団のボーナスプールがリセットされる来年1月15日以降になるとみられる。

佐々木とMLB球団との契約交渉期限は、米国東海岸時間12月10日午前8時(日本時間12月10日22時)から2025年1月24日午前8時(同1月24日22時)まで。米球団との交渉期間は45日間で、獲得を希望する全30球団と話し合いの場を持つことができる。

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