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ロバーツ監督 大谷翔平の来季日本開幕での投手復帰「可能性は低い」「打つ準備は期待」

[ 2024年12月10日 11:00 ]

ドジャースのロバーツ監督(撮影・杉浦大介通信員)
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ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。大谷翔平投手(30)に言及した。

ロバーツ監督はこれまでも大谷の来季開幕時の投手復帰については難しいことを語っていたが、改めて日本で迎える来期開幕戦で大谷が投げる可能性を問われ「可能性は低い」ときっぱり。「3月から時計をスタートさせて、10月までそれを継続させるとは思えない。そうなると、シーズン途中で休養を取ることになるだろうし、どうだろう。私はまだあり得ないと思っている」とシーズン終盤、ポストシーズンを見据えると来季開幕時の投手復帰はないだろうとした。

その上で「翔平には日本で打つ準備ができていると期待している」と打者・大谷の出場は問題ないだろうとした。

大谷は昨秋に右肘を手術。また、ワールドシリーズで負傷した左肩を今オフに手術した。右肘手術からのリハビリは順調だったが、左肩手術により復帰へ向けた投球プログラムを一時中断していた。それでもこの日、ゴームズGMが12月に入って大谷がキャッチボールを再開したことを明かした。

指揮官は「左肩は翔平の投球にあまり影響しないと思う」とし「最も重要なのは右肘だ。問題はいつメジャーリーグの試合で投球を始めるか、そしてその前にどのようにビルドアップさせていくか」と指摘した。「マイナーリーグでリハビリ登板するとは思わないが、まだわからない。話し合いの時期が近づいてきたら、答えが見つかるだろう。その点については、機敏に対応する必要がある」とリハビリ登板をマイナーの試合で行うかどうかなども今後、話し合うとした。

また、1年前に球団が大谷と契約した際、大谷が史上初の「50-50」(50本塁打、50盗塁)を達成するなど、今季のような記録を作ることになると思ったかどうか問われ「そうは思わなかった」と活躍ぶりを称えた。

そして、「大谷を獲得するだけでも最大の偉業に思えたし、実際そうだった。50-50どころか、40-40ですら考えなかった。考えたのはワールドシリーズで優勝することだけ。(それが)彼がフィールドで成し遂げたかだけを考えてみればいい。彼がフィールドで成し遂げたことを思うと、私の心は揺さぶられる。そんなことが起こるとは思わなかった」とあり得ない記録を次々と打ち立てたと改めて称賛した。

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