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【現役ドラフト総括】2巡目は途中棄権も可 結果指名は広島のみ

[ 2024年12月10日 05:30 ]

第3回現役ドラフト

現役ドラフトの流れ例
Photo By スポニチ

3度目の現役ドラフトで、初めて2巡目の指名が成立した。日本野球機構の保科求己法規室長は「意味はあったと思う。選手の活躍の場、移籍の可能性を増やすのが趣旨。さらに広がれば」と総括した。

一昨年45分、昨年は40分だった所要時間は、2巡目があったため最長となる約1時間だった。2巡目は希望球団だけが参加。獲得したい選手が先に獲られた場合は、途中で棄権することができる。結果的に広島だけが指名した。

午後1時開始の会議は非公開の完全オンラインで、各球団とも編成担当者ら6人まで出席した。結果が発表された午後6時前には、アクセスが集中したNPBの公式サイトがつながりにくくなった。悪質な偽画像まで一部で出回るなど、ファンの注目度は増している。

≪選手会も2巡目評価≫NPBと18年から協議し、22年に現役ドラフトを実現させた日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は「今年は初めて2巡目の移籍があったのも良かった」と振り返った。ただ、2巡目は希望球団だけの参加で、途中棄権もできるため指名が続きにくい側面も。2巡目での移籍は1人だけで「(事前に)リストアップしているということは、球団が出してもいいと判断している。獲りたい球団があるならもっと移籍してもいい」と語り、制度改正を協議したい意向を示した。

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