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パドレス指揮官「自分の遺産を作るチャンス」佐々木朗希にラブコール 球団初のWS制覇へ共闘願う

[ 2024年12月10日 09:38 ]

パドレスのシルト監督(撮影・杉浦大介通信員)
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パドレスのマイク・シルト監督(56)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)に言及した。

ポスティングシステム申請が大リーグ機構(MLB)に受理されたばかりの右腕について、シルト監督は「もしオープンな市場競争があるのなら、私たちは多くの理由から良い場所にいると感じている。ひとつは、サンディエゴにいるということ。我々は毎晩、球場のチケットを完売させている。非常に競争力のある球団だ」とパドレスはメジャー屈指の球団と胸を張り「彼がやってきて、最初のワールドシリーズ制覇に貢献し、自分の遺産を作るチャンスだ」と球団初のワールドチャンピオンを佐々木とともに成し遂げたいと呼びかけた。

そして「我々は、日本にルーツを持つゼネラル・マネージャーがダルビッシュの獲得に乗り出している。我々はダルビッシュをトレードで獲得し、松井を獲得した。AJ・プレラーGMは数年前に日本語を学び、ダルビッシュを獲得した。(球団アドバイザーの)野茂(英雄)は明らかに日本人として存在感があり、世界的に尊敬されている。我々は、彼をパドレスで獲得するための真の競争機会を得ることができる、さまざまなものを手に入れてきたからね」と自信をのぞかせた。

また、昨年のWBCでも佐々木を指導するなどしたダルビッシュの存在についても「リスペクトのレベルは間違いなくあると思う。間違いなくと言っていい。日本市場のどの選手からも、ダルビッシュに対する尊敬の念があるのは当然だ」とし「有は関与するだろう。どの程度かはダルビッシュ次第だし、もちろんAJ・プレラーもその手助けをするだろう。私は、ダルビッシュが自分のできることをすることで、正当な位置を占めると確信している」と佐々木争奪戦で尽力してほしいとした。

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