税の学習コーナー > 学習・発展編 >
[国の財政] 歳出〜文教及び科学振興費〜
国の財政
歳出〜文教及び科学振興費〜
税金は私たちの学校教育や科学技術の発展のためにも役立てられています。
一体、どれくらいのお金が使われているのでしょうか。
文教及び科学振興費(教育や科学技術の発展のために)
学校教育費
文教及び科学振興費は、教育や科学技術の発展のために使われています。
その内訳を見ると、例えば、公立小・中学校の教員の給与などの3分の1を負担している「義務教育費国庫負担金」に1兆
5,627
億円、教科書の配付や国公立大学法人・私立学校の援助のための「教育振興助成費」に2兆
3,086
億円が使われます。
そのほかにも公立の小・中・高等学校の校舎改築などのための支出や、育英事業費などもあり、こうした予算によって、学校での教育が運営されています。
公立学校の児童・生徒1人当たりの年間教育費の負担額
*令和3
年度
小学生 約975,000円、中学生 約1,122,000円、高校生(全日制)1,063,000円
研究開発に必要な科学技術振興費
「科学技術振興費」は、ライフサイエンスをはじめとする基礎的研究のほか、宇宙開発、海洋開発、コンピュータなど情報通信(IT)の研究開発などの推進に役立てられています。
科学技術に力を入れることは、日本の国際競争力を強化するだけでなく、国際的な取組みに貢献する重要な意味があるのです。
文教及び科学振興費
内訳 (令和6年度当初予算)
文教及び科学振興費内訳を示したグラフ
文教及び科学振興費の内訳を示したグラフです。
入門編へ
このページの先頭へ