税の学習コーナー > 学習・入門編 > [税って何に使われているの?] 身近な税の使いみち〜国民医療費、年金など〜

(ぜい)って(なに)使(つか)われているの? 身近(みぢか)(ぜい)使(つか)いみち〜国民医療費(こくみんいりょうひ)年金(ねんきん)など〜

わたしたちが(おさ)めた税金(ぜいきん)は、身近(みぢか)なところで使(つか)われています。
一番(いちばん)(おお)使(つか)われているのは「社会保障(しゃかいほしょう)(言葉の意味)」にかかるものです。
社会保障(しゃかいほしょう)(言葉の意味)」とは、わたしたちが安心(あんしん)して生活(せいかつ)していくために必要(ひつよう)な「医療(いりょう)」「年金(ねんきん)(言葉の意味)」「介護(かいご)(言葉の意味)」「福祉(ふくし)(言葉の意味)」などの公的(こうてき)サービス(言葉の意味)((くに)地方(ちほう)がする仕事(しごと))のことをいいます。
もう(すこ)具体的(ぐたいてき)調(しら)べてみましょう。

どんなときに税金(ぜいきん)使(つか)われているのでしょうか。

病気(びょうき)になったとき

かぜを()いたり、けがをしたりして病院(びょういん)手当(てあ)てをしてもらうと、お(かね)がかかります。
かかった金額(きんがく)一部(いちぶ)には、税金(ぜいきん)使(つか)われています。

年金(ねんきん)をもらうとき

老後(ろうご)安心(あんしん)して()らしていくために(くに)から()けとるお(かね)(年金(ねんきん))の一部(いちぶ)には、税金(ぜいきん)使(つか)われています。

介護(かいご)必要(ひつよう)になったとき

(とし)をとって(からだ)(おも)うように(うご)かなくなったときなど、介護(かいご)(言葉の意味)サービスを利用(りよう)したときにかかる金額(きんがく)一部(いちぶ)には、税金(ぜいきん)使(つか)われています。

そのほか

(こころ)身体(からだ)障害(しょうがい)のある(ひと)や、生活(せいかつ)(こま)っている(ひと)たちを(たす)けるためのお(かね)にも税金(ぜいきん)使(つか)われています。

豆知識(まめちしき):
昭和(しょうわ)30(ねん)ごろは、生活(せいかつ)(こま)っている(ひと)失業(しつぎょう)した(ひと)(たす)けるために、(おお)くの税金(ぜいきん)使(つか)われていました。
でも現在(げんざい)は、お年寄(としよ)りの(ひと)()えたため、税金(ぜいきん)医療(いりょう)年金(ねんきん)介護(かいご)(言葉の意味)などに(おお)使(つか)われるようになっているんだよ。

このようにわたしたちの健康(けんこう)生活(せいかつ)(まも)るために、 税金(ぜいきん)使(つか)われていることがわかりましたね。そのほかの使(つか)いみちをみてみましょう。

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社会保障(しゃかいほしょう)
(くに)国民(こくみん)生活(せいかつ)(ささ)えるために(つく)られた制度(せいど)のことをいいます。
年金(ねんきん)
(とし)をとったときなども安心(あんしん)して()らしていくため、(くに)から()けとるお(かね)です。
福祉(ふくし)
たとえば、(こころ)(からだ)障害(しょうがい)のある(ひと)たちが、(ほか)(ひと)たちと一緒(いっしょ)()らしていけるように(たす)けたり、(とし)をとって(からだ)(おも)うように(うご)かなくなった(ひと)たちの介護(かいご)(生活(せいかつ)世話(せわ))をすることをいいます。
介護(かいご)
年寄(としよ)りや病気(びょうき)になった(ひと)世話(せわ)をすることです。
公的(こうてき)サービス
(くに)地方公共団体(ちほうこうきょうだんたい)(おこな)うサービスで、ゴミの収集(しゅうしゅう)処理(しょり)や、警察(けいさつ)消防(しょうぼう)などのことをいいます。

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