税の学習コーナー > 学習・入門編 >
[税って何だろう] 身近な税金について
税って何だろう?
身近な税金について
わたしたちが暮らす社会には、たくさんの種類の税があります。
どんな税金をどうやって納めているのかな?
身近にいる人たちをみてみましょう。
こころさんの場合
[
画像:ノート 110円]
こころさんは、スーパーマーケットで、110
円のノートを
買いました。この
場合、
こころさんが
払った110
円のうち、
消費税(言葉の意味)はいくら
含まれているでしょうか?
ヒント:日本では、商品やサービスの価格に10%の消費税(言葉の意味)が含まれているよ。
豆知識:
消費税(言葉の意味)(付加価値税)は、日本だけでなく、世界150以上の国・地域にあります。
こころさんのお父さんの場合
こころさんのお父さんは、会社に勤めています。
会社は、お父さんに支払うお給料の中から、税金を差し引いて、まとめて国(税務署(言葉の意味))や地方(都道府県や市区町村)に納めます。
豆知識:
税金には、国(税務署(言葉の意味))に納める国税と地方(都道府県や市区町村)に納める地方税があります。所得税(言葉の意味)や消費税(言葉の意味)は国税ですが、住民税(言葉の意味)は地方税なので、納めるところが違うんだよ。
こころさんのお母さんの場合
こころさんのお母さんは、自分でパン屋を経営しています。
お母さんは、毎年かせいだお金や税金を自分で計算して税務署(言葉の意味)へ申告(言葉の意味)し、所得税(言葉の意味)や住民税(言葉の意味)を国や地方に納めています。
豆知識:
1年間にかせいだお金や納める税金などを自分で計算して、税務署(言葉の意味)に申告(言葉の意味)することを、「確定申告」といいます。
会社の場合
会社も税金を納めています。
会社は、毎年、かせいだお金や税金を計算して税務署(言葉の意味)へ申告(言葉の意味)し、法人税(言葉の意味)などを納めています。
いろんな税金がありましたね。
では、わたしたちが納める税金を合計すると、どれくらいになるのでしょうか?
このページの内容について、もっと詳しく 「発展編へ」
- 税務署
- 税金についての相談に応じたり、正しく税金が納められているか調べたり、地域の人たちや会社から税金を集める仕事をしているところです。
- 消費税
- 商品を買ったりサービスを受けたりしたときなどにかかる税金で、消費者が負担します。
- 所得税
- 会社からもらう給料やボーナス、自分で商売をしてかせいだお金などにかかる税金です。
- 住民税
- 住民が、それぞれ住んでいる都道府県や市区町村に納める税金です。
- 法人税
- 会社がもうけたお金などにかかる税金です。
- 申告
- 1年間の税金などを自分で計算して、税務署に決められた書類(申告書)を出すことです。
このページの先頭へ