税の学習コーナー > 学習・応用編 > [これからの社会と税] 国の財政を考える(まとめ)
これからの社会と税 国の財政を考える(まとめ)
「税の使いみちを監視する、関心を持つ」とは、どういうことでしょうか?
公共サービスを利用するときに、無料の場合と、料金が必要な場合とがあるのは、なぜでしょうか?
[画像:ゴミをみると:「一般ゴミの収集」は「無料」(税金でまかなう)、「粗大ゴミの収集」は「料金」が必要]
[画像:道路をみると:「一般道路」は「無料」(税金でまかなう)、「有料道路」は「料金」が必要]
[画像:医療をみると:「公費負担」と「自己負担」]
[画像:道路をみると:「一般道路」は「無料」(税金でまかなう)、「有料道路」は「料金」が必要]
[画像:医療をみると:「公費負担」と「自己負担」]
「受益」と「負担」
一般のごみは、皆が毎日のように出すので、皆から集めた税金で賄っています。
しかし、まれに出す粗大ごみのようなものは、処分に余計な費用がかかるため、そのサービスを利用する人から料金として費用を集めます。
同じように、日常生活で使う普通の道路は、税金で造っているので無料で利用できますが、目的地に早く到着するための高速道路は、利用する人が料金を支払っています。
どこまで「公共サービス」として提供して、どこから税金で負担するべきか、「受益」(公共サービス)と「税負担」の在り方を考え、国民(納税者)が選択することが必要です。
■しかく適正負担
一人ひとりが受け取る公共サービスが異なるため、受益の違いに応じて負担の仕方が異なります。