税の学習コーナー > 学習・応用編 > [これからの社会と税] これからの国の財政 (1)
これからの社会と税 これからの国の財政 (1)
日本の現在の財政状況は、どうなっているのでしょうか。
国の財政を家計に例えた場合
財政状況とそれを1年間分の家計にたとえた場合の表
一般会計における歳出歳入の状況
一般会計における歳出歳入の状況のグラフ
国の財政を、家計に例えると・・・
歳出と歳入には大きなギャップ(財政赤字)があります。
国の財政を、家計に例えると、年収(税収)約772万円ありますが、このうち約270万円を借金の返済(国債費)に充てなければなりません。
実際に使える残りのお金は約502万円です。
ただし、この家では家計費(一般歳出等)として年間約856万円を必要とするので、不足分の約354万円を新たに借金することになります。
その結果、年々借金が増え続け、その残高は約1億1,050万円に達しています。
■しかく一般歳出
国が政策を実行するための経費で、歳出から国債費、地方交付税交付金等を除いたものです。
■しかく地方交付税
所得税、酒税、法人税、消費税、たばこ税の収入の一定割合の額を国が地方公共団体に交付するものです。