税の学習コーナー > 学習・発展編 > [国の財政] 歳出〜社会保障関係費〜

(くに)財政(ざいせい) 歳出(さいしゅつ)社会保障関係費(しゃかいほしょうかんけいひ)

国会(こっかい)()められた予算(よさん)により、歳出(さいしゅつ)内訳(うちわけ)、つまり税金(ぜいきん)使(つか)いみちが()まります。
(くに)歳出(さいしゅつ)のうち、一番(いちばん)(おお)使(つか)われているのは、社会保障関係費(しゃかいほしょうかんけいひ)です。
(わたし)たちの健康(けんこう)生活(せいかつ)(まも)るために()かせない社会保障(しゃかいほしょう)とはどのようなものでしょうか。

社会保障関係費(私たちの健康や生活を守るために)

医療(いりょう)年金(ねんきん)福祉(ふくし)などのために

社会保障(しゃかいほしょう)とは、(わたし)たちが安心(あんしん)して生活(せいかつ)していくために必要(ひつよう)な「医療(いりょう)」、年金(ねんきん)、「福祉(ふくし)」、「介護(かいご)」、生活保護(せいかつほご)などの公的(こうてき)サービスのことをいいます。

(令和3年度)
国民医療費(こくみんいりょうひ)公費負担額総額(こうひふたんがくそうがく) 17(ちょう) 1,025億円(おくえん)
国民(こくみん)一人(ひとり)()たり (やく) 136,273 (えん)

日本(にほん)社会保障(しゃかいほしょう)は、 1960年代(ねんだい)には失業対策(しつぎょうたいさく)生活保護(せいかつほご)などが中心(ちゅうしん)でした。
その()次第(しだい)医療保険(いりょうほけん)年金制度(ねんきんせいど)などの社会保険(しゃかいほけん)や、 老人福祉(ろうじんふくし)中心(ちゅうしん)とする社会福祉(しゃかいふくし)介護(かいご)などに 重点(じゅうてん)(うつ)ってきました。

社会保障給付費(しゃかいほしょうきゅうふひ)推移(すいい)

社会保障給付費(しゃかいほしょうきゅうふひ)推移(すいい)内訳(うちわけ)(しめ)したグラフです。
医療(いりょう)年金(ねんきん)増加(ぞうか)注目(ちゅうもく)しましょう。

社会保障関係費(しゃかいほしょうかんけいひ)課題(かだい)

日本(にほん)急速(きゅうそく)高齢化(こうれいか)(すす)み、社会保障(しゃかいほしょう)給付(きゅうふ)負担(ふたん)経済(けいざい)()びを上回(うわまわ)って増大(ぞうだい)すると見込(みこ)まれています。
将来(しょうらい)にわたって経済(けいざい)財政(ざいせい)均衡(きんこう)のとれた社会保障(しゃかいほしょう)制度(せいど)安定的(あんていてき)持続(じぞく)させるためには、制度(せいど)構造改革(こうぞうかいかく)(すす)めていく必要(ひつよう)があります。

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