アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
██ ████████ ████ █
最終更新:2015年03月11日
ひとりぼっちの植木鉢
作成中。用意した画像はとある芸術家の作品なので、記事に使う場合は作者に許諾を取ること。
許諾はおそらく得られないので文章のみ
転生の森
狩った(殺した)動物と精神が入れ替わる森。
狩る/殺すじゃなくて人間に興味がある動物から取引を持ちかけてくるとか
動物に変わったあとまた戻りたいから取引しに近づいてくるとか
死者と暮らす家
住民が死体の家。準作成中。無表情、もしくは表情のない、躍動感のない人物が写っている画像が欲しいをとりあえず作ったが、満足はしていない。記事充実のためにももう少し欲しいところ。
退化への道
渡りきると種・身体・精神的に退化する道。道じゃなくて階段とか区画とかでもいい。
渡りきるでなくてその空間に曝露した時間とかでもいい。
とにかく「後退してしまった/戻らない」という落差を出していきたい。
■しかく■しかく県地下■しかく■しかく■しかくm
何があるかとかはまだ一切考えていない。没行き濃厚。SCP-2000みたいな仰々しい物にはしたくないとは思っている。SCP-087みたいな純粋ホラーとも違う路線で行きたい。
否同一性同一人物
繋がり、共通性、統計学的妥当性等が一切ないにも関わらず。同じ名前を名乗り、同じ記憶を共有する人達。
「ザカリー・キャラハンの逆バージョンじゃん」って言われたらそれまで...
SCP-087-JPとカブリの可能性大
空気 (もうちょっといい名前考え中)
いわゆる「空気読めよ」的なやつをSCP風に書いてみたい。あれって一種の一時的ミーム汚染じゃね?とか思っていたり。
(考え中)
自身の半径20m以内の人間の脳の領域を使って何事か考え続ける寝たきりの青年。
「目で見たものとかは情報が多すぎるため、無意識下でカットしてる」みたいな話から、
「じゃあ周りの人間の脳を並列処理して受け取ってる情報を全部処理するってどうよ?」
的な安直なアイデア。
■しかく階■しかく号室
ずっと空き家なのに誰か住んでいる気がする部屋。
うすのろジョーみたいに一般人と違うチャンネルの人物が住んでいるのか、
生きている居間みたいに変な空間なのか。
天地鳴動
元ネタはウェンディゴ症候群。天地が震える感覚/天を地と錯覚する/天が落ちてくる等々の症状
ミーマチックオブジェクトとして設定するか、一地域の特性とするか。
貴方は私を知らないが、私は貴方を知っている
元ネタは小説版(映画版もだったかな?)SAWのジグソウのセリフ。
「何者か分からない者に自分を知られている」というところから来る恐怖症的なもの
轟き潜む夜の従者
ぱっと思いついた名前
now wrighting..
SCP-XXX-JPを装着したD-0180
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8123の低危険性物体保管ユニットに保管されます。SCP-XXX-JPを用いた実験を行う場合はレベル2クリアランス以上の権限を持つ職員の許可が必要です。
19██/██/██ 改訂
現在SCP-XXX-JP-1は標準的な人型生物収容室に収容されており、行動は24時間職員によって監視されます。SCP-XXX-JP-1への接触は担当者による定期検査以外許可されません。SCP-XXX-JP-1が収容室から出ることは禁止されています。
20██/██/██ 改訂
SCP-XXX-JPはサイト-8123の低危険性物体保管ユニットに保管し、常に施錠してください。SCP-XXX-JPへの接触はレベル4クリアランス以上の権限を持つ職員の許可が必要です。被験者の試験官以外の人間との接触は厳禁とし、試験室の外に2名以上の職員を待機させてください。被験者と試験官は実験前後に精神検査および人格試験を行い、両者は厳密に選定してください。SCP-XXX-JP-1の処置に関しては19██/██/██改訂の文書及び下記の事件記録を参照してください。
説明: SCP-XXX-JPは40c×ばつ30cmの木製の仮面で、頭頂部には様々な色に染められた絹の飾り付けが為されています。内側には変形・変色した7本の人間の歯と、人間の皮膚とみられる組織片が微量に付着しており、小さく 素顔でいたい貴方へ と掘られています。異常性はSCP-XXX-JPを顔に装着した時に発現します。SCP-XXX-JPを装着した対象者はたいてい、その状態を「心地よい」と表現し、自らSCP-XXX-JPを外そうとしません。そして対象者は自らの本音、隠している秘密、反社会的な性質などを積極的に周囲に話し始めます。この際、インタビュアーが否定的な言動を取ると被験者の言動はさらに過激になる傾向があるため、肯定的な口調で接することが推奨されます。
実験記録003 - 日付19██/██/██
対象: D-0180
結果: SCP-XXX-JPを装着した際「とても気分がよい」と発言。終始恍惚とした調子でサイトの研究員やDクラス職員への罵倒、自己の暴力衝動や過去の罪、D-[編集済]の[編集済]などに関する話を続けた。途中、インタビュアーが話を遮ると急に激昂し、殺人や破壊に関する話題を熱弁し始めた。実験の終了のためにSCP-XXX-JPを外すように指示されると暴れ始め、騒ぎを聞き付けた職員たちによってこれを鎮圧。
分析: D-0180は比較的穏やかな人物として知られていたが、実験および実験後の精神検査において強い暴力衝動を抱えていたことが判明。以後、実験開始前後に被験者の精神検査を行うことを推奨する。また、今回の事例を受けて2名以上の補助職員を帯同するよう要請する。
実験記録009 - 日付19██/██/██
対象: D-1839 - 精神検査の結果、軽度の適合障害を示した。
結果: SCP-XXX-JPを装着した際「非常に落ち着く」と発言。インタビューに対して順調に回答していったが、徐々に語気が荒くなり、社会に対する不満や自己批判を始め、終盤には泣きながら自分の起こした過ち、これまで判明していなかった関与した事件に関する証言を始めた。これに対してインタビュアーは肯定的に返答していったところ、話し疲れたのかD-1839は数分黙り、通常の態度に戻った。実験の終了を告げると抵抗もなくSCP-XXX-JPを外した。その後の精神検査では比較的安定した精神状態を示した。
分析: 後日、D-1839の証言した事件は正しい事が判明した。「本音」を引きだすオブジェクトの特性を生かし、精神疾患の治療訓練や未解決犯罪の情報提供などの分野に活用できるのではないかとの声が挙がった。
諸君のアイデアは結構だが、我々は単に便利アイテムのレビューを行っているわけではない。過去の実験とオブジェクト回収時の状況を忘れないように。 ― K博士
実験記録014 - 日付19██/██/██
対象: D-2201 - 精神検査では特に異常な点はなし。
結果: SCP-XXX-JPを装着した際「すこし窮屈で陰気臭い」と表現。その後の言動に関しても、日常生活と変化なし。インタビュアーが終了を宣言すると即座にSCP-XXX-JPを外した。実験後の精神鑑定にも異常な面は見られなかった。
分析: 「隠し事」のない被験者の場合、SCP-XXX-JPに対する印象は良くなく、異常性は発露しないと思われる。これより、SCP-XXX-JPを装着した時点で「隠し事」の有無を推定できるのではないかと仮定された。
19██/██/██ 追記
SCP-XXX-JPを装着した際、対象者の顔とSCP-XXX-JPが「一体化」する事象が確認されました。この現象を以後「一体化イベント」、対象者を「SCP-XXX-JP-1」と呼称します。対象者がSCP-XXX-JP-1となる条件は今のところ分かっていません。一体化イベント後のSCP-XXX-JPは木製ではなくなり、人の皮膚細胞に変化します。そのためSCP-XXX-JPを「外す」ことはできません。一体化イベントに関しては、以下の事件記録 : 実験記録023 -日付19██/██/██ を参照してください。
実験記録023 - 日付19██/██/██
当事者: D-5611およびM研究員
経緯: D-5611を対象とした実験を行った。
(実験経過に異常はなし。M研究員は実験の終了を宣言した)
M研究員: これにて実験を終了します。SCP-XXX-JPを外してください、D-5611
D-5611: そうか、こいつをもっとつけてたいんだが...ダメなのか?
M研究員: やはりSCP-XXX-JPが「心地いい」からですか?
D-5611: そうだ。このインタビューで秘密にしてたことなんかを沢山話したが...なんていうか...そのことについても満足してるんだ
M研究員: 未解決殺人への関与の自白など、あなたにとって有益だとは思えませんでしたが...
D-5611: その話は信用してくれ。本当のことだからな...。普段言えないことを言えるだけじゃない...この仮面は...つけてるだけで...ああ...あはははは...
(D-5611は「笑う」)
M研究員: どうかしましたか?D-5611...
(SCP-XXX-JPの「表情」の変化が確認される)
M研究員: こ、これは...。監視官!彼に拘束を...
D-5611: こいつがあれば俺は何でも言える...何でもできる...
(D-5611はM研究員へ掴みかかり、満面の笑みでM研究員に詰め寄る)
D-5611: これが俺の素顔だ
<録音終了>
報告: 即座にD-5611は拘束され、SCP-XXX-JPがD-5611の顔面部と一体化している事が確認された。以後、D-5611はSCP-XXX-JP-1と分類され、人型生物収容室へ収容された。
20██/██/██ 追記
SCP-XXX-JP-1は20██/██/██に[編集済]によって死亡した。死亡12時間後、SCP-XXX-JPは木製へと戻ったことが確認されたため、D-5611から取り外されたが、顔面全体の約60%が癒着していたため、SCP-XXX-JPの内側にD-5611の皮膚が残留する結果となった。そのうち約10%は除去しきれず、現在もSCP-XXX-JP内に残留し、一体化したままである。
補遺: SCP-XXX-JPは当初███大学の演劇サークルの衣装に混ざって発見され、その異常性から宴会の場などの遊び道具として学生に使用されていました。その後「大学の講堂で仮面を被った男が暴れている」という事件が発生しました。加害者の男はごく普通の学生でしたが、精神鑑定の結果、中度のサイコパスであり、暴力的欲求を抱えていたことがわかりました。この事件をきっかけにSCP-XXX-JPの異常性が露呈し、財団が確保しました。現在SCP-XXX-JPの出所に関しての情報は一切ありません。