Fiber
評価: 0

アイテム番号:SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス:Keter

取扱い方:SCP-xxx-JPはその性質上収容が不可能であるため、現在24時間態勢での天体観測衛星による監視が行われています。SCP-xxx-JPが異常性を発現した場合、手順xxx-JPに従って対処してください。

SCP-xxx-JPの歪曲が観測された場合、初めに観測した機関から直ちに各国の宇宙開発機構に連絡し、手順xxx-JPの実行態勢を構築して下さい。

SCP-xxx-JPの回収計画は現在審査中です。

概要:SCP-xxx-JPは太陽系内を航行する人工衛星で、今日に至るまで打ち上げが記録されているいかなる型番とも合いません。SCP-xxx-JPは2002年6月から2003年6月にかけて地球に最接近し、その後金星方向に飛び去っていきました。SCP-xxx-JPが2032年に再び地球に最接近する可能性が高いため、回収計画案xxx-JPが提出され、現在審査中です。混乱を防ぐため、

SCP-xxx-JPが異常性を発現する前後3時間、オブジェクトは歪曲したように観測され、その後狭い範囲でありながらも、自身から相当距離離れた空間に不可視でありながら強い重力源を発生させる能力を有しています。、発生距離は最長██天文単位です。

SCP-xxx-JPは2002年9月3日に発見され、それ以来SCP-xxx-JPは財団の監視下に置かれています。(観測記録-xxx-JP-1を参照)

文書-xxx-JP

混乱を防ぐため、SCP-xxx-JPを予測軌道が最も近い1969年に打ち上げられその後行方不明となったサターンVロケットの第3段ステージS-IVB-507とする。

地球に最接近したSCP-xxx-JP

警告

SCP-xxx-JP監視記録の閲覧はセキュリティクリアランスレベル4が必要です。

観測記録-xxx-JP-1 2002年9月3日

初観測機関:CSA(カナダ宇宙庁)

地球周辺で重力レンズ現象が発生し、その後の調査でSCP-xxx-JPを発見。関係者にはAクラス記憶処理を施し、文書-xxx-JPをカバーストーリーとすることが決定された。

観測記録-xxx-JP-2 200█/██/██

初観測機関:Roscosmos(ロスコスモス)

SCP-xxx-JPが歪曲し始め、3時間後小惑星帯に重力異常が発生したことが確認された。これにより一部小惑星の軌道が変化しましたが、他の天体への影響及び、小惑星衝突の危険性はありませんでした。

観測記録-xxx-JP-3 2010年06月08日

初観測機関:JAXA(宇宙航空研究開発機構)

地球周辺に重力異常が発生し、鹿児島人工衛星開発部会の人工衛星KSAT及び副衛星UNITEC-1、WASEDA-SAT2との通信が途絶。その後再び通信が成功しましたが再び通信が正常化することは無く、「計器異常」とのカバーストーリーが立てられました。

観測記録-xxx-JP-4 201█/██/██

初観測機関:JAXA(宇宙航空研究開発機構)

SCP-xxx-JPの歪曲が確認されたが、時空間異常は検出されなかった。、地表付近での重力異常がSCP-███-JPの調査班によって確認された。これにより[編集済み]。

SCP-███-JPとの関連性については現在調査中です。

██研究員のメモ
<パイオニア・アノマリーの真実について示唆するような文>

アイテム番号:SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス:Euclid

取扱い方:SCP-xxx-JPはサイト8120の、施錠された強化ガラスのケースの中に保管します。また、ケースは電子計量器の上に静止させた状態に保持してください。担当職員は一日一回、強化ガラス及びその内容物(SCP-xxx-JP)の質量が変化していないか確認する必要があります。

万が一質量の変化が確認された場合、手順xxx-xに沿ってSCP-xxx-JPを発見、回収してください。

概要:SCP-xxx-JPは質量102.4gの物体で、オブジェクトの不可視の性質のために、SCP-xxx-JPの見た目は判明していません。直接の接触による確認では、球体であるとの報告がされました。

ガラスケースの内側が見えないようにした時、ガラスケースと内容物の質量和が102.4g減少しました。これより、SCP-xxx-JPの質量は観測された瞬間発生すると推測されています。

SCP-xxx-JPの特異性は生体がこれを持った時に発現します。対象者がSCP-xxx-JPを持ったまま「いかなる存在からも観測されていない空間」を見ると「何もない」と証言します。その後SCP-xxx-JPの影響下にない生体がその空間を観測すると、元の部屋や景色に戻ります。

対象者が「何もない空間」に入ると対象者は消失します。しかし、SCP-xxx-JP実体は対象者が消失したと思われる地点に留まります。

アイテム番号:SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス:Safe

取扱い方:SCP-xxx-JPはサイト8181の非生物アイテム収容ロッカーに保管されています。現在実験は行われていませんが、実施には最低二人のレベル3職員の承認を必要とし、被験者にはDクラス職員を使用してください

概要:SCP-xxx-JPは一般に「フラフープ」と呼ばれる紫色の樹脂製品です。形状や材質には異常性は見られませんが、いかなる損傷も受け付けないことが判明しています。

SCP-xxx-JPの異常性は、SCP-xxx-JPの輪を完全に潜った際に発現します。足から頭にかけて潜った際、対象者は自らの身体が落下し続けるような感覚に陥り、頭から足にかけて潜り抜けた際は、浮き上がるような感覚に陥ります。しかしながら、対象者の身体はその場所に留まっているように見られ、外部からの物理的接触も可能です。

落下や浮上するような感覚は平均一時間で無くなります。ですが、そのまま対象者が睡眠をとると、対象者は一様に自身が継続して落下や浮上するような夢を見るとの報告がされています。多くの場合対象者はジャーキングを頻繁に引き起こし、一般的な不眠症と同じ症状に陥ります。一度覚醒しても再び睡眠をとればこの夢を見ます。

浮上し続ける夢にそれ以上の異常性は見られませんが、落下し続ける夢を見ている対象者は、初めてその夢を見てから累計平均██時間睡眠をとると、「地表が見える」と証言します。それから累計平均█時間睡眠をとると、対象者の身体は高高度から落下したように跳ね上がります。この時全ての対象者は死亡しますが、骨折などいかなる外傷は見られません。

一度異常性のある夢を見てからでも、頭からSCP-xxx-JPを潜った場合は足から、足からSCP-xxx-JPを潜った場合は再度頭からSCP-xxx-JPを潜れば、異常性のある夢を見なくなります。

SCP-xxx-JPは1990年5月2日石川県██市で、死因不明の遺体が発見された事案の捜査過程で財団に回収されました。遺体は白骨化しており、布団を被っていました。被害者は一人暮らしであったことが確認されています。

脚注
. 不随意の筋肉の痙攣(ミオクローヌス)で入眠状態に移行するときに発生する現象。よく感電や落下する感覚と表現され、体がびくっと動く。
ページリビジョン: 32, 最終更新: 01 Apr 2016 08:22
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