・一言で言い表せるSCiPを目指そう
・かつ興味をそそるものであれかし
・
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-2はサイト-81██の低脅威オブジェクト保管庫内に収容してください。また、SCP-XXX-JPを用いた実験をおこなう際には、Level3以上の職員による実験許可を得ることが義務付けられています。
説明: SCP-XXX-JPは8月中旬の日本で散見される精霊馬に酷似したスクーターサイズのオブジェクトです。SCP-XXX-JPは、胡瓜で作られた馬を模したもの(SCP-XXX-JP-1と指定)と茄子で作られた牛を模したもの(SCP-XXX-JP-2と指定)から成り立っており、非破壊の方法を用いた成分分析では胴体部分が可食性の植物とみられる素材からなり、足部分が杉木材から作られていると判明しています。また、腐敗の兆候は見られません。
SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JP-1またはSCP-XXX-JP-2に人間が跨った際に発揮します。SCP-XXX-JP-1(SCP-XXX-JP-2)に跨った人間(以下、被験者と表記)はその場から消失し、数秒後にSCP-XXX-JP-2(SCP-XXX-JP-1)上に出現します。
補遺:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8129の冷凍収容フロアへ収容し、SCP-XXX-JPの腐敗進行を食い止めることでSCP-XXX-JPの特異性の転移を防いでください。
また、室内へ職員が立ち入る場合は目隠しをした状態で入室し、別室からモニターしている職員の指示を仰ぎながら行動してください。
SCP-XXX-JPの収容室には1ヶ月に1人の周期でプロテクターをつけたDクラス職員を入室させ、一度以上の転倒を起こすことで、SCP-XXX-JPの物理的転移を防いでください。
説明: SCP-XXX-JPは認識した者に影響を及ぼすバナナの皮です。
SCP-XXX-JPの特異性は被験者がSCP-XXX-JPを視認した際に発露します。
SCP-XXX-JPを視認した被験者は被験者の認識している床に対する摩擦を失い、その場に転倒します。
被験者の手の届く範囲に手すりなどがある場合はそれを使用することで、腕の力などで体勢を維持することが出来ます。
SCP-XXX-JPは
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
補遺:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは標準的な収容方法でサイト-8108の低脅威度物品保管ロッカーに収容してください。
実験記録-XXX-29以降の人間を対象とするSCP-XXX-JP-2を用いた実験は財団倫理委員会によって禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPは124分28秒の映像が収録された1枚のDVD(以下:SCP-XXX-JP-1と表記)と魔法のステッキを模したプラスチック製玩具(以下:SCP-XXX-JP-2と表記)で構成されています。
SCP-XXX-JP-1は201█年まで「視聴したものに過度のコスプレ意欲を芽生えさせるDVD」としてAnomalousアイテムに指定されていました。
同年の10月2█日にSCP-XXX-JP-2が発見されたことで、SCP-XXX-JP-2と共にSCP-XXX-JPとして指定されることとなりました。
SCP-XXX-JP-1の表面には白地に油性インキで『骨抜き魔法少女[編集済]』と書かれており、市販のDVD同様に再生機を用いて再生することが可能です。SCP-XXX-JP-1の市長を
SCP-XXX-JP-1を
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
補遺:
【完成作品リンク所】
・SCP-292-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██に隣接した排水機能つき専用倉庫へ栓を抜いた状態で収容してください。倉庫内への立ち入りは原則として禁止されています。立ち入る必要のある場合は倉庫に設置された除湿機を用いて倉庫内の水分を完全に取り除いてから入室してください。
説明: ×ばつ470mmの陶器で作られたバスタブです。SCP-XXX-JPは行方不明となった細胞生物学者███ ██の自宅から発見されました。SCP-XXX-JPの排水口からは1mほどのパイプが底面を伝うように伸びており、水の排出を行います。またパイプの排出口に彫られている螺旋状の溝から、SCP-XXX-JPは何らかの機器と接続する事が可能であると推察されます。SCP-XXX-JPと同型の浴槽は今のところ発見されていません。
非活性状態のSCP-XXX-JPはオブジェクトの内壁表面に空気中の水分を結露させる性質を持ち、その性質によって0.1mL以上の水分が液体化した時に活性化状態となります。
活性化状態のSCP-XXX-JPはオブジェクトの存在する建物内にいる、オブジェクトの存在を認知している人物(以下:被験者と表記)に「SCP-XXX-JPを液体で満たしたい。」という強い衝動を抱かせます。
この衝動について被験者は全員が「母から諭されているようだ。」と供述しています。
この衝動は実験によって、時間経過とともに強くなること、年齢に比例して初期症状が強くなることが確認されています。
また、SCP-XXX-JPの非活性化、被験者へのAクラス記憶処理、建物内からの移動のいずれかが生じることによって衝動が消滅する事も確認されています。
活性化状態のSCP-XXX-JPへ39,630.4mLの液体が入ると、被験者の持つ衝動は「SCP-XXX-JPの中に存在する液体に浸かりたい。」というものに変化します。
その衝動に従い、被験者がSCP-XXX-JPの中へ入ると、腰まで液体に使った時点で意識を失い、全身に筋弛緩が起きた結果、液体内に沈んでいきます。この時点では被験者は溺死をしないという点に留意してください。
完全に液体に浸かった被験者は足を曲げ頭位の姿勢をとります(この状態をSCP-XXX-JP-1とします)。この姿勢移動に被験者の意志が存在するかは確認できていません。
SCP-XXX-JP-1状態となった被験者は時間経過によって若返っていくようにみえます。外的観察実験及び被験者の解剖実験によると10分間で1年分の若返りが見られることがわかっています。SCP-XXX-JP-1状態の被験者を液体から取り出すと、意識を取り戻すことなく、肺に入っている液体で溺死してしまい、液体除去の処置を施した被験者も未だ意識を取り戻していないため、記憶の若返りをしているかという点は未解明です。
SCP-XXX-JP-1状態を続け、被験者が受精卵の状態まで戻ると、排水口の蓋がパイプからの圧力で外れ、液体を排水します。防水テープ等による蓋の固定や異物投入による排水口の閉鎖はパイプ内から働く圧力によって、今のところ成果をあげていません。
パイプの排出口から排出された受精卵はDNA配列が海洋生物である[編集済]に似た構造へとかき換えられています。
構造の書きかえられた受精卵の培養実験は、現在申請中です。
実験記録01█ - 日付20██/██/██
被験者: D-4391。25歳男性。
実施方法: 水道のない密室でのSCP-XXX-JPへの接触
結果: SCP-XXX-JPとの接触後20分の時点で失血死により死亡。D-4391の体液でSCP-XXX-JPの0.5割が満たされた。
彼の願いを叶えるためにはあと20倍の体積が必要なようだ。 — ██ ██博士
実験記録02█ - 日付20██/██/██
被験者:D-4461。27歳男性。D-4462。23歳男性。D-4463。32歳男性。D-4464。25歳男性。
実施方法: 水道のある部屋でのSCP-XXX-JPとの集団接触。
結果: SCP-XXX-JPとの接触後30分でSCP-XXX-JPが活性化。SCP-XXX-JPの活性化後20分の乱闘が発生。D-4461がSCP-XXX-JPに入水した時点で実験終了。
どうやら集団での使用は出来ないようだ。 — ██ ██博士
実験記録02█ - 日付20██/██/██
被験者: 健康体の男性Dクラス職員20人(D-4482~D-4502)
実施方法: 水道のない密室でのSCP-XXX-JPとの集団接触。
結果: [編集済]
概ね予想通りの結果となった。しかしよくあんな風呂に入れるものだね。 — ██ ██博士
補遺: 細胞生物学者███ ██が教鞭をとっていた███大学で、彼女について調査を行ったところ、年齢を偽っていたのではないかとの噂が流布されていました。