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堀島「次の4年へ頑張れる」モーグル銅メダリストが一夜明け会見 北京五輪

[ 2022年2月6日 11:21 ]

男子モーグルで銅メダルの獲得を決めてから一夜明け、記者会見で喜びを語る堀島行真(共同)
Photo By 共同

5日に行われた北京五輪のフリースタイルスキー・モーグル男子決勝で、今大会の日本勢1号となる銅メダルを獲得した堀島行真(24=トヨタ自動車)が一夜明けた6日、河北省張家口のプレスセンターでメダリスト会見に臨んだ。

前夜は午後9時ごろに競技が終了し、選手村の自室に帰ったのは日付が変わるころ。携帯電話に届いた祝福のメッセージを読み、この日も早朝からテレビ出演。睡眠時間は1、2時間ほどというが、疲れも見せずに「銅メダルを獲得することができたのは応援のおかげ。メディアを通じて現地に来られない方に日本や全世界に届けていただいて感謝している。うれしい気持ちと、安心して次の4年へ頑張れる気持ちが大きい」と感謝の思いを述べた。

メダルの色が確定した決勝3回目は、第1エア後のターンが乱れるミスを犯した。それでも諦めずに滑りきった結果がメダルにつながったが、「ミスがなければ金メダルの可能性はあったと思う」と話す。モーグルの求道者は早くも4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ大会に向け、「金メダルを獲るには何が必要か考えていきたい」とさらなる進化を誓った。

2度目の五輪は終わったが、シーズンはこの先も続く。現在、W杯総合ランキングは2位に付けており、初の総合優勝も手の届くところにある。「しっかり休んで、しっかり狙いたい」と次に照準を合わせた。

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