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中大 箱根駅伝3強の一角崩しへ エース・溜池一太「しっかりエース区間で競り合って」2区で雪辱誓う

[ 2024年12月19日 04:10 ]

箱根駅伝に向けて意気込みを語る中大エースの溜池一太
Photo By スポニチ

来年1月2、3日の第101回東京箱根間往復大学駅伝に史上最多の98回目の出場を果たす中大が18日、東京都八王子市のキャンパス内で記者会見を実施。エースとして2区出走が有力視される溜池一太(3年)は「全日本はエースとして役割を果たせずに迷惑をかけたので、しっかりエース区間で競り合ってチームに貢献したい」と言葉に力を込めた。

ルーキーだった23年は1区4位の快走。優勝候補だった今年はチーム全体がインフルに襲われ、2年連続1区を任された溜池も19位と出遅れたが、直後に米国へ武者修行。約1カ月間、ハイレベルな練習環境でスピードを磨き、来年の世界選手権(東京)代表も視野に入る実力を付けた。

秋口の故障で箱根予選会は欠場し、急ピッチで仕上げた全日本も1区20位と凡走。まだ米国仕込みの力を駅伝では発揮できていないだけに、「リベンジしたい」と闘志を燃やす。チーム目標は7位以内だが、藤原正和監督は「3強の一角を崩したい」。溜池の走りが、上位進出の鍵を握る。 (阿部 令)

◇溜池 一太(ためいけ・いった)2003年(平15)9月23日生まれ、滋賀県出身の21歳。京都・洛南高では佐藤圭汰(駒大)と同期。22年4月に中大に入学し、箱根駅伝は23年1区4位、24年1区19位。自己ベストは1万メートルが27分52秒38、ハーフマラソンが1時間3分18秒。1メートル78、60キロ。

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