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アラン・ドロンさん死去 日本とも深い関係 三船敏郎さんを兄と慕い...SMAPには若さの秘訣伝授

[ 2024年8月18日 16:15 ]

アラン・ドロンさん(ロイター)

映画「太陽がいっぱい」などで知られるフランスの俳優、アラン・ドロンさんが死去した。88歳。フランスの複数メディアが伝えた。

現地報道によると、18日に親族が明らかにした。

1960年に公開された映画「太陽がいっぱい」を始め、「サムライ」「冒険者たち」など多くの映画に出演。二枚目俳優の代名詞として世界で人気になった。

世界を代表する銀幕スターは、日本とも関連が深かった。71年公開の「レッド・サン」では、三船敏郎さん、チャールズ・ブロンソンさんと共演。世界3大スターの共演は世界で大きな話題となった。三船さんが怪力の侍、ドロンさんはブロンソンさん演じる強盗と手を組みながら、後に裏切るという二面性のある役を演じた。ドロンさんがキャスティングされたのも、「太陽がいっぱい」で火が付いた日本での人気の高さが大きな理由だった。

三船さんとの接点は、その後も続いたという。1971年には、日本のファッションブランド「ダーバン」のテレビCMに出演。兄のように慕う三船からの説得に応じての出演だった。CMではスーツ姿の美しいシルエットで、反響を呼んだ。

×ばつSMAP」の人気コーナー「ビストロSMAP」にゲスト出演。フランス・マルセイユの漁師料理ブイヤベースなどに辛口の感想を語り、調理を担当したSMAPの面々を凍り付かせた。一方で、メンバーに「若くいるために実践してほしいことがある。女性と付き合ってください」と呼びかけ、若さを保つ秘けつを"伝授"していた。

私生活では、日本人女性と長く事実婚状態にあった。

長くドロンさんの日本語吹き替え版声優を務めた野沢那智さんは、10年に肺がんのため死去した。

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