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ビートたけし 岸田首相の総裁選不出馬会見に辛らつ「自分がいかに悪かったかって言ってるだけじゃんよ」

[ 2024年8月18日 15:12 ]

ビートたけし
Photo By 提供写真

お笑いタレントのビートたけし(77)が、18日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、9月の自民党総裁選に不出馬を表明した岸田文雄首相に疑問を呈した。

岸田首相は14日の会見で、政治とカネの問題に言及。「私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かいたい」と、責任を取る考えを示した。次期総裁候補に対しては「政治と金の問題、政治の信頼、回復の問題について改革努力が続けられてきましたし、これからも続けていかないといけません。一連の改革マインドが後戻りするような方であってもらいたい」と、期待を口にした。

このコメントに、たけしは辛らつな言葉で印象を語った。「自分がいかに悪かったかって言ってるだけじゃんよ。私の時に自民党はひどくなったんですって言ってるようなもんでしょう?」。次期総裁候補にも期待感は持っていないようで、「自民党の中の総裁を選ぶったって、みんな同じ穴のムジナというか。じゃあ誰やるの?」とバッサリ。さらに「野党は野党でどうにもなんねえし」と続けた。

自民党派閥のパーティーを舞台にした裏金事件を受け、改正された政治資金規正法は従来通り、抜け穴満載の"ザル法"との指摘も多い。たけしは「総裁選に出る人は、政治と金の問題に対して自分の意見は言うのかね?」とさらなる疑問を提示。東国原英夫氏が「"やって下さい"とは岸田総理はおっしゃってました。"改革をやって下さい"と。改革、中途半端ですから。何も進んでない。じゃあ誰がやれるのか?」と、同じように懐疑的な目を向けた。

すると、たけしは「誰がやれるのかって、やれねえからこのままいたんだろ?いきなり次の総裁候補でやりますって言った時に、総反発食らわない?」と、自浄作用が感じられない自民党の体質を指摘した。

東国原氏は、岸田首相には最後に意地を見せてもらいたかったようで、「辞める覚悟があれば、最後開き直って、ドラスティックな改革をやれば良かったのにと思います」と残念がった。たけしも「やればいいんだけど、これで辞めていくということは、その流れが次の総裁に引き継がれていって、いつまでたっても政治とカネの問題はうやむやのままじゃないの?」と、体質改善は難しいとの見方を示した。

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