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【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第30話 闇の中の道長様を す〜くい給え て〜らし給え ジャッ!

[ 2024年8月18日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第30話 闇の中の道長様を す〜くい給え て〜らし給え ジャッ!
Photo By スポニチ

女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は18日、第31話が放送される。11日はパリ五輪・レスリング中継(後7・30〜8・55)のため放送休止。物語は、ついに「源氏物語」の執筆が始まる。

<(注記)以下、ネタバレ有>

先週の第30話は「つながる言の葉」。藤原宣孝(佐々木蔵之介)を亡くしてから3年、まひろ(吉高由里子)は四条宮の女房たちに和歌を教えながら自作の物語を披露し、都中の話題に。ある日、歌人・あかね(泉里香)が現れ、まひろは彼女の自由奔放さに心惹かれるのだった。一方、ききょう(ファーストサマーウイカ)の「枕草子」が宮中で流行。一条天皇(塩野瑛久)は「枕草子」を読んでは亡き藤原定子(高畑充希)を想う。藤原道長(柄本佑)は気を揉み、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に相談し...という展開だった。

髭をたくわえた道長。娘・彰子(見上愛)を中宮にしたが、一条天皇の寵愛はいつまでたっても受けられず、「枕草子」の人気の勢いに乗る"復権"した藤原伊周(三浦翔平)、妻・倫子(黒木華)の気持ちが分からず怒らせ、都は干ばつに襲われ...。

道長は隠居した晴明を訪ねた。

晴明「何を下さいますか。私だけがこの身を捧げるのではなく、左大臣様も、何かを差し出してくださらねば、嫌でございます」

道長「私の寿命を、10年やろう」

晴明は刀を抜き、祈祷を開始。「竜神、広くあつく、雲をつ〜くり、甘雨をく〜だし給え。ジャッ」「民の乾きを、う〜るおし給え」。独特の節回し。ついに雨が降り始めた。

力尽き、倒れた晴明も雨に打たれる。従者・須麻流(DAIKI)は涙。道長は安堵した。

だが、悩みは尽きず「まさに、闇の中だ」。再び晴明を訪ねると...「あなた様の頭の中に浮かんでいる人に会いにお行きなさいませ。それこそがあなた様を照らす光にございます」

頭に浮かんだ人。まひろに会いに行き...。ついに「源氏物語」執筆の扉が開かれる。

◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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