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高野連 7イニング制を本格議論へ 来年12月までに方向性を打ち出す

[ 2024年12月7日 06:00 ]

阪神甲子園球場
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日本高野連が6日、年内最後の理事会を大阪市内で開き、「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」の新設を承認した。同会議では同連盟の宝馨会長ら15人を委員とし、7回制導入などについて議論する。検討した対応策を来年12月開催の理事会までにまとめる予定で、井本亘事務局長は「何らかの方向性は出したい」と言及。7回制導入の可否は来年中に一定の結論が出される方針となった。

障害予防や熱中症対策を目的とする7回制については、今年に「高校野球7イニング制に関するワーキンググループ」を設置して議論を開始した。同グループは計4回開かれ、導入した場合の長短所を整理して今回の理事会で報告。宝会長は「まずは試合時間短縮に向けて最大限努力する。短縮できれば議論の方向も変わってくると思うし、時間がかかりすぎるとなれば、7回制導入もありえるかとは思う」と明かした。

同会議内では、リプレー検証の導入可否についても議論する。宝会長は同制度について「まだ進めなければいけないことがあり(導入を)決めるまでには至らなかった」と説明し、来春選抜での導入を断念。「春に導入せずに夏(の甲子園)からということはない」と明言し、来夏の甲子園大会までは導入を見送ることが決まった。 (河合 洋介)

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