[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

「私には耳がある。何が期待されているかは分かっている」スタインブレナーオーナーはソト残留を優先

[ 2024年12月7日 07:50 ]

ヤンキースのオーナー、スタインブレナー氏
Photo By スポニチ

大リーグ公式サイトが6日(日本時間7日)までに、FAのフアン・ソト外野手(26)との再契約を目指すヤンキースのハル・スタインブレナーオーナー(55)について報じた。

メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースもソト争奪戦に加わっていると見られ、すでに6億ドル以上の複数のオファーを受け取っている模様。果たして7億ドルの提案が検討される可能性はあるのか?もしそうなら、それはヤンキースのスタインブレナーか、メッツのスティーブ・コーエンオーナーか、はたまた他のオーナーグループからのものなのか?

最近の取材で、スタインブレナーはソトの残留を優先事項と考えていることを明かし、「私には耳がある。何が期待されているかは分かっている」と語った。スタインブレナーは球団幹部たちとともに、先月、カリフォルニア州ニューポートビーチにあるスコット・ボラス代理人のオフィス近くにあるホテルでソトと直接対面した。もしソトがヤンキースに戻ることになれば、キャプテンのアーロン・ジャッジやエースのゲリット・コールと築いているような、オーナーシップとの自由でオープンな関係を提供することを約束した。「カリフォルニアでの話し合いでその点について明確に伝えたよ」と言う。

それでも、ヤンキースは「プランB」についても進行中だ。FA投手のコービン・バーンズやマックス・フリードとはインターネットを使った会議を行い、ヤンキースタジアムへのツアーも検討されている。またウィリー・アダメス内野手も主要なターゲットだ。スタインブレナーは、ヤンキースの補強はソトの契約だけで完了するわけではないと認める。内野、外野、先発ローテーション、ブルペンにニーズがあり、総年俸を3億100万ドル(約452億円)以下に抑えつつ、トレード市場とフリーエージェント市場の両方で柔軟に動く意向。

しかし、まずはソトがチームの将来の一部であるかどうかを確認する必要がある。結果はまもなく明らかになる。「私が言えるのは、フアンがヤンキースでの時間を楽しんでいたということだけ。彼はジャッジやアーロン・ブーン監督と親しい関係にある。どうなるか見てみよう。最終的には、彼自身と家族にとって最善の選択をする必要がある」と話した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年12月7日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /