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カブス 鈴木誠也&ベリンジャーがトレード候補に浮上 鈴木はトレード拒否権保有もいずれかの放出を決意

[ 2024年12月7日 09:13 ]

カブス・鈴木誠也(AP)
Photo By AP

カブスが鈴木誠也外野手(30)とコディ・ベリンジャー外野手(29)をトレード候補とし、いずれかの選手をトレードすることを決意したとニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者が6日(日本時間7日)までに報じた。同紙によると、トレードでコストを節約して他の選手の強化費に充てる考えがあるという。

鈴木にはトレード拒否権があり、ベリンジャーは来季終了後にオプトアウトの権利を保有する。両選手ともに2026年まで契約があり、鈴木は総額3600万ドル(約54億円)、ベリンジャーは同5250万ドル(約78億7500万円)が保証されている。同紙は「カブスはいずれかをトレードすることを決意している」と報じた。

トレード情報サイト「トレード・ルーマーズ」は鈴木について「今回、彼が初めてトレード可能であると示唆されたが、確実に関心を引くだろう」と人気を集めると予想。「これまでの381試合で彼は55本塁打を放ち、四球率は10.2%を記録しています。彼の打率.278、出塁率.354、長打率.470の打撃成績は129wRC+に相当し、時間とともに改善されている」と打撃面は評価した一方で「鈴木は強力な守備者とは見なされておらず、先進的なメトリクスでも評価が分かれている」と守備面に課題があると評された。それでも鈴木の評価については「いずれにせよ、彼の打撃力は魅力的であり、契約も負担にならない」と結論づけた。

同サイトも鈴木にトレード拒否権があることに触れ「カブスは鈴木が加入することを希望するクラブとの交渉に制限されるため、トレードの可能性を複雑にする。また、彼の希望や好みが不明だ。カブスは鈴木およびさまざまな候補チームと話し合い、可能性を探るだろう」と伝えた。

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