ハルツ大学との共同プロジェクト
2018年4月27日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の三上です.
ドイツのハルツ大学の訪問の報告に続き,昨年の秋から始めたプロジェクトについて紹介します.
このプロジェクトは,ハルツ大学のゲーム開発プロジェクトに,日本の学生も入り,ゲームデザインや開発の面で共同でできないかという提案があってスタートしました.
遠隔地での開発,言葉の壁,時差の問題.いろいろ問題が想像できるのですが,私の研究室の8名が積極的に参加してくれました.
まず,皆さんが想像する通り,最初の難関は語学の壁です.ドイツの学生は当然ドイツ語ですが英語も話せます.
日本人の学生は,ドイツ語はほぼ無理で英語が何とか・・・という状況.一人留学生がいて英語のコミュニケーションに問題のない学生もいましたが,やはり大変でした.
さらに遠隔地での開発なので,ネットを利用したビデオ会議をするわけですが,全くついていけませんでした.そこでお互いにテキストのチャットとGoogle翻訳を駆使してコミュニケーションを図り始めます.
さらに遠隔地での開発なので,ネットを利用したビデオ会議をするわけですが,全くついていけませんでした.そこでお互いにテキストのチャットとGoogle翻訳を駆使してコミュニケーションを図り始めます.
実は語学の問題はすでに,ISART DigitalとのGame Jamの時に体験済みでした.ゲーム開発を共同でやる場合,中途半端に言葉を理解したつもりで認識のずれが出るより,言葉が通じないことから確認を言葉以外の絵で取ったり,プロトタイプを動かして確認したほうが,間違いが少ないことがわかりました.実際にISARTとのGame Jamの時は,4チームとも問題なくゲームを開発することができていました.
やはり課題は遠隔であることで,徐々に学期末になるにつれ,試験や課題なども増えて情報の共有がおろそかになっていったあたりは,日本もドイツも一緒だなと感じました.
それでも特にアイデア出しや企画の推敲部分では比較的遠隔でも意味のあるコラボレーションができることが確認できました.今後いろいろな共同制作の際に参考にしていきたいと思います.
やはり課題は遠隔であることで,徐々に学期末になるにつれ,試験や課題なども増えて情報の共有がおろそかになっていったあたりは,日本もドイツも一緒だなと感じました.
それでも特にアイデア出しや企画の推敲部分では比較的遠隔でも意味のあるコラボレーションができることが確認できました.今後いろいろな共同制作の際に参考にしていきたいと思います.
実際に訪問したときは,2つのチームのうちの一つ「Ghostory」のチームが,さらなるブラッシュアップのためにチームを再集結させて頑張っていました.
仕上がったらぜひ,東京ゲームショウに共同で出店したいですね.
文責:三上浩司
「イベント」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019年03月12日)
- 卒業研究最終発表「コンテンツプロデューシング/ゲームイノベーション」プロジェクト(2019年02月20日)
- ×ばつヒューマン研究室・2018年度卒業研究発表会(2019年02月11日)
- Global Game Jam 2019 最終発表(2019年01月29日)
- Global Game Jam 2019 β版発表(2019年01月27日)
「インタラクション」カテゴリの記事
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019年03月09日)
- Global Game Jam 2019 最終発表(2019年01月29日)
- Global Game Jam 2019 β版発表(2019年01月27日)
- Global Game Jam 2019 α版発表(2019年01月27日)
- Global Game Jam 2019 テーマは「What home means to you.」(2019年01月26日)
「コンテンツ」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019年03月12日)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019年03月09日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
- ゲームの学会?!(2019年03月07日)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019年03月04日)
「卒業生向け」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019年03月12日)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019年03月09日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019年03月03日)
- メディア学部の提携校である香港城市大学への訪問(2019年02月27日)
「在学生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019年03月14日)
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019年03月12日)
- タイの提携校、キンモンクット大学トンブリに短期訪問しませんか?(2019年03月11日)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019年03月09日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
「広報」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019年03月12日)
- メディア学部の提携校である香港城市大学への訪問(2019年02月27日)
- 日本テレビ「世界一受けたい授業」(2/23放送)での講義!(2019年02月10日)
- Global Game Jam 2019 最終発表(2019年01月29日)
- Global Game Jam 2019 β版発表(2019年01月27日)
「授業紹介」カテゴリの記事
- トップレベルの論文を読み込む「CG技術特論」(大学院授業紹介)(2019年03月13日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(3)(2019年02月22日)
- タンジブルインタラクションデザイン最終発表(2019年02月13日)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(2)(2019年02月12日)
「研究紹介」カテゴリの記事
- 映像表現・芸術科学フォーラムにて卒研生が優秀発表賞を受賞(2019年03月17日)
- 自由な言葉でライブパフォーマンスをアレンジする(2019年03月16日)
- 先端メディア学II(2年生)の学生が人工知能学会の研究会で発表(2019年03月15日)
- 映像表現・芸術科学フォーラムでの発表(2019年03月10日)
- ゲームの学会?!(2019年03月07日)
「高校生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019年03月14日)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019年03月08日)
- ゲームの学会?!(2019年03月07日)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019年03月04日)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019年03月03日)
CALENDARカレンダー
RECENT ENTRY最新の投稿
- メディア学部の情報はこちら
- メディアコンテンツコースの情報はこちら
- メディア技術コースの情報はこちら
- メディア社会コースの情報はこちら
- 入試情報はこちら
- 資料請求はこちら(大学案内、募集要項等)
- 東京工科大学の情報はこちら