このタイトルが正しければ、この記事はバズります
2025年9月12日 (金) 投稿者: メディア社会コース
この記事はバズります。
なぜなら、もし上のタイトルが正しければ、条件もその前提も成り立っていることになるので、この記事はバズります。
ところが、これは、上のタイトルで言っている「このタイトルが正しければ、この記事はバズります」ということそのものですから、
上のタイトルで言っていることは正しいのです。
したがって、上のタイトルは正しいのだから、この記事はバズります。
これは、カリーのパラドックスと呼ばれているものの例です。パラドックスを避けるには、論理規則の前提(公理)として自己言及を避けることが必要になります。
名前の由来であり、このパラドックスの発表者でもある、ハスケル・カリーは、20世紀の数学者・論理学者で、最初期のコンピュータのひとつENIAC(エニアック)の開発にもかかわりました。
今日9月12日は、ハスケル・カリーの誕生日です。
メディア学部の数学系の科目で、こういった話題も取り上げています。
(メディア学部 小林克正)
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