プロジェクト演習「インタラクティブ・ゲーム制作 グラフィックスコース Unreal Engineチーム」2025年度前期 学生作品の紹介

2025年10月10日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

皆さんこんにちは。メディア学部 特任講師の川島です。
この記事では、私の担当する演習授業のうち、「インタラクティブ・ゲーム制作 グラフィックスコース Unreal Engineチーム」の学生作品を紹介します。

この授業は、先日ご紹介した「オリジナルCG演習アニメーション制作」「アドバンストCGアニメーション制作」のようなアニメーションを制作するのではなく、PlayStationTMやNintendo SwitchTMの大型ゲームタイトル開発でも活用されているプロフェッショナル向けツールであるUnreal Engineを使った高度なゲームビジュアル表現技術について学ぶものです。今回はブログ記事ということで動画を掲載していますが、すべての作品はゲームとして実際にプレイすることができます!

それでは、作品をどうぞ!

しかく SecretMansion / SAKAUSU
体を小さくされ、悪魔達の住む屋敷に閉じ込められてしまった主人公が、協力してくれる小さな悪魔たちと共に敵の徘徊する屋敷の中を進んで脱出のための鍵を探し、屋敷の主から逃げて生還を目指すホラーゲームです。
おどろおどろしく不気味でありながら、どこか愛嬌のある悪魔たちの雰囲気や、小さい体と仲間の悪魔たちの協力による不思議な体験が魅力となっています。

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しかく Little Link / Project R-Fab
舞台は、地形を裂き、人を襲う怪物を生み出し続ける異常現象によって、人の住める地域が制限された世界。人々は各地に要塞化した建築物を築き、その中で生活を送っている。しかし、それぞれの要塞で生産できる資源は限られており、生き延びるためには他の要塞との交易が不可欠となっている。主人公はこの世界で物資運搬を担うサイボーグであり、要塞存続のために物資を目的地まで運ぶことがこのゲームの目標となる。

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しかく 薔薇のこころ / こころらびっと
『薔薇のこころ』は、プレイヤーの行動が世界の様相を変化させるゲームです。舞台は、明日を望まない少女が迷い込んだ心象世界。プレイヤーは、負の感情が具現化した「何か」との対峙を通じて「許容」または「拒絶」の選択を行います。これらの選択は、少女の精神状態と、心象世界の明るさに影響し、結末を分岐させます。ゴシックファンタジー調の幻想的な世界観の中で、心象世界での探索を楽しんでください。

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しかく 宵のまにまに / 宵の綴り屋
時は宵、少女は迷い込む——
ふとしたきっかけで現世とは異なる妖怪の世界に足を踏み入れた一人の少女。
そこは、白い狐に導かれ、妖たちが賑やかに祭りを楽しむ幻想の夜。
現実と夢の狭間で、少女は何を感じ、何を想うのか。
そして、彼女を見守る白狐の真意とは......
儚くも美しいひと夏の物語を、Unrealによってつくられる幻想的な世界を背景に楽しんでもらえたらなと思います。

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しかく 世界に響く淅瀝 / 終末使節団
終末使節団と申します。
あなたは人類滅亡後に奇跡的に生まれたクローンとしてこの世界に放り出されることになります。
主人公の目的は、クローン装置の動力源を他の生きている装置の元へ届けることです。
この作品では、人類滅亡後の人がいない世界を体験してほしいです。
たった一人で、あなたは挫けずに届けることができますか?

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