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「あるよ」で人生激変した田中要次 「HERO」出演直後、背後から人がぞろぞろ...「住んでるよ!」

[ 2021年12月5日 15:57 ]

田中要次
Photo By スポニチ

名バイプレーヤーとして活躍する俳優の田中要次(58)が5日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)に出演。ブレークのきっかけとなった2001年放送の同局ドラマ「HERO」について撮影裏話を明かした。

俳優の木村拓哉(49)が主演して2001年に放送が始まった人気ドラマ「HERO」に、田中は寡黙なバーテンダー役として出演。来店した木村演じる型破りな検事がする場違いな注文にも全て「あるよ」と答え、このたった3文字の短いセリフで一躍ブレークした。

国鉄時代から8年間勤務したJRを退職して27歳で上京、照明など裏方スタッフを経てから役者になった田中。「いかんせん、あまりキャリアがないまま、いきなりアレでしたから」と当時を振り返ったが、木村や松たか子(44)といった共演者たちについては「僕にとっては有名な方がいきなり目の前にいるみたいな感じでしたから。オレの方が年上なのにお兄さん、お姉さんに挟まれているような気分でした」と明かした。

そして「一度、昼飯食べに外へ行こうかって一緒に外へ出たら、途端にすれ違った人たちがみんなUターンしてどんどんどんどん後をついてくる。それで、お店に入ったらお店のガラスが人だらけになっちゃって。目隠し立てて。よく外を歩いたなって。これが有名人てやつか...って思いましたね」と当時を懐かしんだ。

田中自身も「HERO」出演直後に人生が激変。田中が一人で街を歩いている時も後ろを人がついてくることがあったといい、背後から「どうする?どうする?」「田中要次がこんなところに住んでるわけないじゃん!」という声が聞こえたことも。「住んでるよ!」とこの話を締めた田中に、東京・赤坂を一緒に"街ブラ"したお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑(35)は「ちょっと文字数を増やしてね、住んでるよ!って」と話のオチを楽しんでいた。

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