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古市憲寿氏 オミクロン株への政府の対応「すごい不可解」 分からないものに「右往左往しすぎ」

[ 2021年12月5日 12:36 ]

フジテレビ社屋
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社会学者の古市憲寿氏(36)が5日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界で急拡大していることを受けての日本政府の対応に「すごい不可解ですね」と疑問を呈した。

オミクロン株の急拡大をけて、政府は年末までの1カ月間、全世界を対象に外国人の新規入国を原則停止、日本人の帰国者も一律14日間の待機とすることを決定。11月29日、1日当たりの入国者数制限を12月1日以降、5千人から3500人に引き下げると発表。国交省によると、制限を守る「取り急ぎの措置」として、11月29日に国内外の航空会社に新規予約の受け付けを12月末まで停止するよう要請した。これに、予約をしていない海外の日本人駐在員、出張者らが年内に帰国できなくなるとの声が相次ぎ、岸田氏は1日のうちに国交省に対応を指示。国交省は2日、要請取りやめを通知した。

古市氏はオミクロン株について「まだわかってないことが多いわけですよね、それに右往左往しすぎ」。そのうえで「国の一時的とはいえ、在留邦人の入国さえも認めないっていうのはあり得ないと思う」と国の対応を批判。「海外渡航の自由って、基本的人権の一つと考えられますから、海外に行っていても日本人。その人たちの入国を制限するっていうのは、なんでそんなことまで言っちゃったんだろうなって。すごい不可解ですね」と首をひねり、「憲法って、いつも改憲とか言ってるけど、こんないとも簡単に憲法違反ってしてもいいんだって。もちろん、非常時。有事であることはわかるんですけど、非常時であっても、1回こんな簡単に憲法違反ができるんだったら、次から次にいいやってなっちゃう。そもそも憲法って何?って話になっちゃう。だからそれに対して、なんでみんな騒がなかったのかなって」って疑問を呈した。

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