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笑福亭仁智「新作、古典の二刀流の落語家を育てたい」 大谷級スター登場願う

[ 2021年12月5日 14:08 ]

「第2回大阪落語祭」で口上を述べた(左から)桂米團治、桂文珍、笑福亭鶴光、桂ざこば、桂福團治、桂文枝、月亭八方、笑福亭仁智
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「第2回大阪落語祭」の大阪松竹座公演が5日、開催され、口上に上方落語界の大御所である桂福團治(81)、桂ざこば(74)、桂文枝(78)、笑福亭鶴光(73)、月亭八方(73)、桂文珍(72)、笑福亭仁智(69)、桂米團治(62)ら8人が勢揃いした。

1番手で口上を述べた上方落語協会会長の仁智は「新作、古典の二刀流の落語家を育てたい」とMLBエンぜルス・大谷翔平選手(27)にかけてスターの登場を願った。文珍は、最近お決まりの一節。「来春には桂ワクチンを襲名します。3回、4回と笑いを接種して」と笑いを誘った。

東京から出演の鶴光は「わんばんこ」とラジオ「オールナイトニッポン」など深夜放送でおなじみだったあいさつでスタート。「33年前に松鶴師匠の遺志をついで、大阪と東京の壁をぶち開けようと東京へ」と東西落語協会の垣根を突破することに尽力したことを明かした。

上方落語界最年長の福団治は、薄くなった頭に手をやり「これがホントの上方(髪型)落語」と笑いを誘った。口上の最後は文枝の音頭で手締め。ざこばと八方を除く6人と、笑福亭銀瓶(54)、林家菊丸(47)、桂八十八(57)と多彩な顔ぶれが高座で1席を披露した。

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