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田中要次の名セリフ「あるよ」誕生は偶然? ハライチ澤部「3文字であんなに成り上がった人いない」

[ 2021年12月5日 15:30 ]

田中要次
Photo By スポニチ

名バイプレーヤーとして活躍する俳優の田中要次(58)が5日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)に出演。自身を一躍有名にしたドラマでの名セリフ「あるよ」について誕生秘話を明かした。

田中は俳優の木村拓哉(49)が主演して大ヒットした2001年放送の同局ドラマ「HERO」に寡黙なバーテンダー役として出演。来店した木村演じる型破りな検事がする場違いな注文にも全て「あるよ」と答え、このたった3文字の短いセリフで一躍ブレークした。

国鉄時代から8年間勤務したJRを退職して27歳で上京、照明など裏方スタッフを経てから役者になっただけに「いかんせん、あまりキャリアがないまま、いきなりアレでしたから」と田中。「3文字のセリフで(世間への認知度が)上がっちゃったもんだから。3行のセリフもらった時には慌てるんですよ」と「HERO」出演後の急激な環境の変化に当時は戸惑いもあったことを明かした。これに、東京・赤坂を一緒に"街ブラ"したお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑(35)は「3文字であんなに成り上がった人いないですよ」とツッコミ。今年4月にピン芸人となったザブングル加藤(47)も「めっちゃコスパいい」と苦笑いを浮かべた。

「あるよ」の名セリフ誕生については「あれ、第4話ぐらいからなんですよ。それまではね、一言ではあったけど『ビール』って言われたら『ビール』って言ってるだけだったんですよ」と明かし「(第4話で)初めて僕が『あるよ』って言った時にみんな聞いてて面白かったんじゃないですか?アイツ変だな、面白いな、毎週言わすかみたいな。そんな気がしているんです。いまだに監督、プロデューサーに確かめたことないんですけど。どうやって生まれたのか知りたいんですけどね」と話していた。

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