季刊 刑事弁護98号

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[特集]勾留を争う――全勾留準抗告運動と勾留判断における考慮事情

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[特集]勾留を争う――全勾留準抗告運動と勾留判断における考慮事情
◇ 特集の趣旨●くろまる緑 大輔
◇ 被疑者の不必要な身体拘束に対する全件不服申立運動の意義、成果、展望●くろまる長沼正敏
◇ 各地の取組み――大阪 勾留阻止(準抗告)の申立強化運動●くろまる藤原 航
◇ 各地の取組み――京都 全件準抗告申立運動、継続します!●くろまる遠山大輔
◇ 各地の取組み――九州 九州一斉!! 準抗告等運動!!●くろまる松本浩幸
◇ 勾留における「罪証隠滅を疑うに足りる相当な理由」●くろまる緑 大輔
◇ 黙秘・否認と罪証隠滅●くろまる石田倫識
◇ 勾留の判断における前科・前歴等被疑者の属性の考慮●くろまる高平奇恵

[単発論文]
◇ 再審請求中の死刑執行●くろまる田鎖麻衣子
◇ 自白させるための虚偽鑑定―さらに見つかった和歌山カレーヒ素事件の鑑定不正●くろまる河合 潤
◇ 裁判員裁判における責任能力判断の変化(4・完)―判決一覧表の分析●くろまる田岡直博
◇ 再度目逆送決定の違法性(下)―大阪ピンポン事件をめぐる議論を受けて●くろまる正木祐史
◇ 段階的量刑の実際(下)―無銭飲食等詐欺を題材に●くろまる安西二郎

[刑事弁護レポート]
◇ 外国人事件で取調べにおける通訳上の問題と文化の違いが争点となった事例●くろまる石田優一
◇ 第三者の存在の可能性を否定できず無罪となった事例●くろまる大井 琢
◇ 「カメラ室」の裁量権逸脱を認めた判決●くろまる板井俊介/コメント:山口直也

[少年事件レポート]
◇ 裁判員裁判で関わった元少年に対する出所後の就労支援●くろまる知名健太郎定信

[連載]
◇ 刑事弁護クリニック(9) 瞬発力を身につけよう コメンテーター:村井宏彰
◇ 日々の刑事弁護の実践例から理論を考える(2) 採尿目的での留め置きの違法と証拠の不排除―両腕を抱えての長距離連行、強制と任意の限界、重大違法と単純違法の限界●くろまる秋田真志/渕野貴生
◇ 検証刑事裁判(3) 被害者の特徴的な行動を考慮せず、不合理な論拠で供述信用性を判断した事例●くろまる虫本良和
◇ 最新刑事判例を読む(8) 最一判平30・5・10 平成29年(あ)第882号 邸宅侵入、公然わいせつ被告事件●くろまる久保田共偉/松倉治代
◇ 家裁調査官の要保護性判断の経験則(2) 家裁調査官は非行をどう見るか●くろまる廣田邦義/伊藤由紀夫/安西 敦
◇ 科学的な裁判のための法医学ガイダンス(1) 法医学とは何か●くろまる本田克也
◇ 法律実務家のための心理学入門(8) 市民の犯罪不安とリスク認知の心理学●くろまる若林宏輔
◇ 行政文書を刑事弁護に活用する(9) 司法行政文書(下)●くろまる山本了宣
◇ 法律家のための犯罪学入門(37) イタリアの少年司法制度と実務●くろまる浜井浩一
◇ 桜丘だより(67) 死んじゃえ●くろまる櫻井光政
◇ アメリカン・プラクティス(3) アメリカの公設刑事弁護人●くろまる川﨑拓也

[刑事弁護ニュース]
◇ 「冤罪犠牲者の会」の発足●くろまる桜井昌司
◇ 第16回季刊刑事弁護新人賞授賞式●くろまる編集部

[コラム]
◇ 新人弁護士日記 売春防止法違反事件の弁護を終えて●くろまる竹口真輔

[ブック・レビュー]
◇ 科学的証拠に関する刑事弁護研究会編『刑事弁護人のための科学的証拠入門』●くろまる水沼直樹
◇ 吉間慎一郎著『更生支援における「協働モデル」の実現に向けた試論―再犯防止をやめれば再犯は減る』●くろまる中田雅久
◇ パウル・ヨハン・アンゼルム・フォイエルバッハ著/福井厚訳『陪審制度論』 関口和徳

◇ 実務に役立つ論文紹介(20)●くろまる南川 学

◇ この弁護士に聞く●くろまる竹内明美 インタビュアー:奥田真帆

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