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広島・塹江、シーズンフル回転に向け意識改革!投球の再現性高めるため「常に意図を持って投げる」

[ 2023年1月18日 05:02 ]

マツダスタジアムで自主トレを行った広島・塹江
Photo By スポニチ

広島・塹江はマツダスタジアムで自主トレを行い、シーズンフル回転へ向けて意識改革と、投球の再現性を高めることを今季のテーマに掲げた。

「常に意図を持って投げるようにしていこうと思う。再現性を高めることがテーマ」

プロ6年目の20年には自己最多の52試合に登板。昨季は勝ちパターンとして期待されたが、26試合に救援して3勝2敗、防御率3・12だった。殻を破るためにも、まずは自らを見つめ直して、巻き返しを図る構えだ。

特に昨季は変化球の軸となるスライダーの制球に苦しんだ。その反省を踏まえて自己分析。「ボールになって苦しくなることが多かった。(ストライク)ゾーンに投げる準備をしていきたい」。際どいコースを狙うのではなく、ストライク先行で勝負する投球スタイルで挑む。

また昨年11月の秋季キャンプでは球に直接力を伝えることを目的に、横山投手コーチの発案でノックバットを竹刀のように見立てて、上から振り下ろす"剣道トレ"で、下半身の力の伝導について、学んだ。今オフも練習では継続して下半身の使い方を意識して取り組んでいる。「自分のボールが投げられないのは一番ネックだと思うので、そこを克服できるように」。過去の自分を超えるためにも、試行錯誤を続ける。

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