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ソフトB・三森、1日5食の食トレで最多安打に照準 昨年からすでに7キロ増量で打球速度アップ手応え

[ 2023年1月18日 05:03 ]

キャッチボールを行うソフトバンクの三森(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

ソフトバンク・三森大貴内野手(23)が17日、福岡県筑後市のファーム施設で自主トレを行い、取材にも応じた。シーズンを乗り切る土台づくりに励むとともに体重の増量に取り組み、昨シーズン終了時より約7キロもアップ。力強さが増した打撃で二塁の定位置確保、自身初のタイトル獲りに挑む。

4勤1休のペースで取り組んでいる単独トレーニング。三森は黙々とランニングや打撃練習などのメニューに打ち込んだ。その体は昨季よりスケールアップ。「キャンプ、シーズンに入っていけば少し落ちる部分も出てくると思うので。今は凄い蓄えている感じですかね」。体重が約7キロも増えたとは思えない軽快な動きを見せた。

1日5食を目安にした"食トレ"に取り組んでいる。「去年のシーズン終わりで74、75キロぐらいだったのが今は80、81キロぐらい。もう少し増やそうかなというイメージ。キャンプインの時に82、83キロあればいいかなと思ってます」。さらに増量して2月の春季キャンプに臨む。

昨季は自己最多の102試合に出場して101安打を放ち、プロ初アーチを含む9本塁打をマークした。2桁の大台到達も視界に捉えているが、現時点では飛距離アップにはこだわっていない。目標は昨年12月の契約更改交渉で公言した最多安打のタイトル。増量ボディーで打球速度を上げれば、安打数に直結する。「数字を残してタイトルを獲れるように」と改めて意気込みを示した。

走攻守全てに力点を置き、将来的にはトリプルスリーの偉業にも挑みたいと話した。球団では2015年に柳田が唯一達成している3割、30本塁打、30盗塁の偉業。「獲りたいです。打てて守れてというのが一番いいと思うんで」と夢を膨らませた。2月に24歳の誕生日を迎える年男は貪欲に高みを目指している。(森 寛一)

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