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ドラ1・曽谷 阪神大震災乗り越えたオリックス入団は「今後の自分の野球にもつながってくる」

[ 2023年1月18日 05:01 ]

阪神・淡路大震災から28年、黙とうをささげるドラフト1位・曽谷龍平(撮影・須田 麻祐子)
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オリックスのドラフト1位・曽谷(白鴎大)ら選手、関係者が17日、大阪・舞洲の施設内で半旗を掲げ、阪神大震災の犠牲者への黙とうを行った。正午に当時本拠地を置いていた神戸市の方角へ向けて、1分間、祈りをささげた。

「野球をしたくてもできない人が世の中にはいる。その人たちの分まで自分たちがプレーで勇気や感動を与えていかないといけないと思うので、それに向かってやるべきことをやっていきたい」

奈良県出身の22歳左腕にとって28年前の震災は生まれる前の出来事。ただ、幼少期はオリックスファンで95、96年に「がんばろうKOBE」を合言葉にリーグ連覇した歴史は知っている。「そういう苦難を乗り越えた(チームでやる)ことは、今後の自分の野球にもつながってくると思う」。きょう18日にも初のブルペン入り予定で、球団の新たな歴史をつくるべくプロの世界に挑む。 (山添 晴治)

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