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阪神ドラ6・富田 まるで能見さん!右足の動作が似てるんです 新人一番乗り、ブルペンでいきなり大物感

[ 2023年1月18日 05:15 ]

阪神・富田の初ブルペン連続合成写真
Photo By スポニチ

阪神ドラフト6位・富田(三菱自動車岡崎)が、新人一番乗りでブルペン入りを果たした。平田ヘッドコーチや久保田投手コーチなど首脳陣が見守る中での初投球。2年目の中川を立たせた状態で真っすぐのみを20球投じた。

「元々このクールから投げるのは(トレーナーから)聞いていた。ボール自体はもっと上げられる部分があるのかな」

初のブルペンではバランスを重視した。力の入れ具合は6、7割程度ながらもキレのあるボールを披露。「すごく強い伸びのある球でした。受けたことのない球と」。捕手を務めた中川も目を丸めた。投球時の右足の動作がかつてのエース・能見氏(本紙評論家)をほうふつとさせた。「そう言われてみれば。自分に近い、参考にできる選手がいるのはマイナスじゃない」。投球を見守った担当の筒井スカウトも104勝左腕の姿を重ね合わせた。ドラフト順位こそ異なるものの、高卒から社会人を経てプロ入りするなど共通点はある。

この日、岡田監督は「いきなり上げることないと思う」と、新人全選手のキャンプ2軍スタートを示唆した。21歳左腕は「(2月)11、12日と紅白戦があるので、1回この時期に(調整を)上げたい。順調に進んでいると思います」と手応え。実戦での猛アピールを目指す期待の新人が今後も定期的にブルペン入りし、準備を進める。

◇富田 蓮(とみだ・れん)2001年(平13)9月6日生まれ、岐阜県養老町出身の21歳。6歳の時に広幡クラブで野球を始める。東部中では大垣ボーイズに所属して外野手。大垣商では1年秋から投手でベンチ入り。甲子園出場はなし。三菱自動車岡崎では22年に都市対抗出場。同年のU―23W杯では最優秀投手賞&ベストナイン(先発投手部門)で優勝に貢献。1メートル74、77キロ。左投げ左打ち。

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