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興国高や京大で監督務めた村井保雄さん、87歳で死去 68年には母校・興国を甲子園初出場初優勝に

[ 2023年1月18日 04:30 ]

1968年の全国高校野球選手権で優勝し学校に戻ってきたナインにコーラをつぐ興国・村井監督

興国高(大阪)や京大で監督を務めた村井保雄さんが昨年12月8日、死去していたことが17日、明らかになった。遺族が公表した。87歳。死因は血液中のタンパク質が低下する低アルブミン血症。葬儀・告別式は近親者で済ませた。

1934(昭和9)年、奈良県生まれ。興国商(現興国)、近大で主に捕手を務めた。57年、社会科教諭として母校・興国の監督に就任。68年夏の第50回全国高校野球選手権大会(甲子園)で初出場初優勝に導いた。同校監督は41年間務め、甲子園大会には春夏4度出場。その後は高校野球解説者として活躍した。

次男が在籍していた京大を指導するようになり、2003年には異例のOB以外から監督に就任。07年まで5年間務めた。教え子に岡本一光外野手(阪急)、湯舟敏郎投手(阪神)らがいる。

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