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イチロー氏「お互いに静かにキレてますよ」 夫婦相談で弓子夫人との意外な"修羅場"明かす

[ 2023年1月18日 22:20 ]

自身初のインスタライブで様々な質問に答えたイチロー氏
Photo By 提供写真

日米通算4367安打を放ち、日本野球界のレジェンドでもあるイチロー氏(49=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が18日、オリックスグループ公式インスタグラム「SMILE ON」(@orix_smile_on)で、自身初となるインスタライブに登場。相談ライブ「イチ問一答」と題して、ファンからの仕事、恋愛、人間関係、人生など幅広い悩み相談に答えた。

夫婦関係にまつわる質問として「負けず嫌いな性格のため妻と口論になる」との相談が届いた。「普段はできるだけ愚痴や嫌味を受け流すようにしているが、たまりすぎるとスイッチが入る。嫌なことを受け流すすべはありますか」というものだった。「う〜ん、愚痴は聞いてあげてほしいな」と思わずつぶやいたイチロー氏は「嫌味は嫌だよね。嫌味は腹立つ。それはよく分かるけど、愚痴はさ。女の人は愚痴を聞いてもらうだけで、随分楽になるらしいじゃないですか」と、女性MCに問いかけた。

「でも、スイッチが入って。つまりキレちゃうんですよね。感情的になる。それは残念ながら、勝負ではないが、感情的になったら負けですね。あらゆる場面でそうだと思う」と冷静に分析し「僕がやっているテクニックは」と実体験を語り始めた。

「一端、ここでキレたら後で後悔しないか、と一瞬、その自分が現れるんです。そうしていたら、その数秒で収まるんです。面白い」

野球でもストライクゾーンの判定で何度も腹を立てたことがあるというが、同氏は同じように考えるといい、「でも、キレてもOKな場面だったら、もう一人の自分がその判断をしたら、キレてもいいですよ」と細かく指摘。そのうえで「でも、静かにキレてほしい。静かにキレられると怖くないですか」と深いアドバイスをした。

さらに「もう一つは感情的になると、相手のことをけなしたりする。それでは何も進まない。今、何が気に食わないのか、奥さんのどんな行動が気に入らないのかを伝える。そうやって、議論にならないと前に進めない。お互いの感情をぶつけ合っているだけでは子供のケンカと同じですから」と指摘して、物事を前に進ませるために「お互いの意思を確認して、妥協するというのは大事」とポイントを語った。

ここで、自宅でもイライラしないのか、と聞かれた同氏は「うちはですね。お互いに静かにキレてますよ。感情的にはならないですね」と、妻の弓子夫人との意外な"修羅場"も告白。そのような場面は「めったにない」というが、夫婦ともに「お互いにため込んでいく」タイプだと語り「両方たまっていくわけですよ。で、両方静かにキレていく。そういうパターンですね」と、普段はなかなか聞かないイチロー家の秘話を明かしていた。

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