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高木豊氏「アスレチックスって、お金をかけるチームじゃない」藤浪の契約に驚きも力は太鼓判

[ 2023年1月18日 15:27 ]

高木豊氏
Photo By スポニチ

元大洋(現DeNA)、日本ハムで野球解説者の高木豊氏(64)が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神からポスティングシステムを利用して、アスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手(28)について言及した。

藤浪は1年325万ドル(約4億1600万円)の単年ながら出来高払いも付く契約。条件をクリアすれば5億円を超えることも考えられる契約で「夢があるね」とうなった高木氏は「藤浪のポテンシャルからすると、できないことはない。インセンティブを取ることもできる」と太鼓判を押した。性格的に「優しい」ところが気がかりと話しつつも「持っているものはメジャー級。ここ最近はちゃんとしたところに投げられるようになっている。投球の組み立てもできてきている」と、近年の復調ぶりについて言及した。

ただし、「それにしては出したな」と感嘆したのは年俸額。藤浪は昨季、推定年俸は4900万円で、それが10倍ほど倍増した格好だ。「アスレチックスって、そんなにお金をかけるチームじゃない。魅力を感じたんだろうね」と潜在能力に対する評価だと推測。「藤浪の持っている素材。日本の実績なんて、そんなに評価対象になっていないと思う。160キロ投げられるし、スプリットも投げられて三振の取れる投手と評価している」とメジャーの評価基準を口にした。

心配はメジャー球への対応力ながらも「ボールにアジャストできるかは心配だけれど、藤浪だったら何とかしそうな気がする」と話し、投球について捕手任せではなく「組み立ては自分でやった方がいい、最初は」と助言。最後は「俺はメジャーの水が藤浪には合うと思う。今から楽しみで仕方ない」と期待感をふくらませていた。

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