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楽天新人10人が東日本大震災被災地を訪問 ドラ1・荘司「困っている誰かの力に」

[ 2023年1月18日 05:30 ]

被災地で慰霊碑に献花する楽天の新人選手たち(球団提供)
Photo By 提供写真

楽天の新人10選手が東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町を訪問。震災遺構の旧防災対策庁舎や昨年10月に開館した震災伝承施設「南三陸311メモリアル」などを見学し、犠牲者名簿が納められた「名簿安置の碑」に献花した。

11年3月11日の発生から今年で12年。ドラフト1位・荘司(立大)は「東北の皆さんとのつながりは楽天にしかできないこと。困っている誰かの力になりたい」と語り、福島県喜多方市出身の同4位・伊藤茉(東農大北海道オホーツク)は「10年前に楽天が優勝して勇気や希望をもらった。今度は自分が与えていく立場」と誓った。

この日は春季キャンプのメンバーが発表され1軍スタートの荘司は「プロのレベルを知り、そこに合わせていきたい」と意気込む。東北の人たちとともに戦う――。誓いを新たにする一日となった。(重光 晋太郎)

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