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センバツ当確の東海大菅生に衝撃!監督が部員に暴力で謹慎 20日緊急審査室会議で処分決定

[ 2023年1月18日 05:01 ]

東海大菅生の若林監督
Photo By スポニチ

春夏通算8度甲子園に出場し今春選抜出場が当確とみられている東海大菅生(東京)の若林弘泰監督(56)が部員への暴力により謹慎していることが17日、分かった。昨年9月に問題が表面化し、暴力を受けた当該生徒は既に退学。学校側は高野連に報告済みで、日本学生野球協会が緊急審査室会議を20日に開催し、処分を決定する見込みとなった。

昨秋の東京都大会で優勝し、今春の選抜出場が当確とみられている同校。この日が本格始動2日目となったが、若林監督の姿はなかった。同校関係者は、同監督が部員へ暴力を振るい謹慎中であることなどを認め「東京都高野連には報告している。詳しいことは現段階ではお答えできない」と説明。学校が後任など今後の対応について協議していく。

若林監督は投手として東海大相模から東海大、日立製作所を経て、91年ドラフト4位で中日入り。通算17試合で1勝1敗、防御率8・85の成績で97年に現役を退いた。09年に東海大菅生監督に就任。15年春をはじめ、17年夏、21年春夏と計4度甲子園出場に導いた。

過去、19年選抜では春日部共栄(埼玉)、松山聖陵(愛媛)の監督が部員への暴力で大会直前に謹慎処分を受けたが、監督が交代し大会出場している。出場校が決まる27日の選抜選考委員会を控え、秋の東京都優勝校に大きな衝撃が走った。

▽東海大菅生 1983年(昭58)創立の東海大提携校。同年創部の野球部は96年夏に甲子園に初出場し、春夏通算8度出場。通算6勝(春2勝、夏4勝)を挙げ、17年夏のベスト4が最高成績。OBには高橋優貴(巨人)、戸田懐生(同)らがいる。所在地は東京都あきる野市菅生1817。

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